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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』抜群の映像センスで虜にするジェームズ・ガンの演出術とは

(C) 2017 MARVEL

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』抜群の映像センスで虜にするジェームズ・ガンの演出術とは

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ELOは映像派の監督たちのお気に入り?



 ちなみにELOの「ミスター・ブルー・スカイ」は、ミシェル・ゴンドリーの映画『エターナル・サンシャイン』のサントラにも収録されており、本編では使用されなかったものの、予告編では流れていて強い印象を残している。日本でも航空会社やビール、車などのCMでも使用されているので聞き覚えはあるかもしれない。

 ELOの曲は映画に使われることが多く、デヴィッド・O・ラッセル監督の『アメリカン・ハッスル』では「10538 Overture」という曲が本編の重要なシーンや予告編の両方で効果的に使われ、演出の大きな支えとなっている。そんなELOの曲だが、実は『エヴァンゲリオン』『シン・ゴジラ』の庵野秀明が関わった作品にも使われている。庵野らが学生時代に制作した『DAICON Ⅳ』というイベント用に制作された伝説のオープニングアニメがあるのだが、そこでかかっているのがELOの「トワイライト」という曲なのである。ちなみにこのアニメはフジテレビのドラマ『電車男』オープニングの元ネタと言われ、使われている曲も同じである。


『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(C) 2017 MARVEL

 ジェームズ・ガンにミシェル・ゴンドリー、デヴィッド・O・ラッセルに、庵野秀明まで!こうしてみると、ELOの曲はクセのある映像派の監督たちに愛されていると言っても過言ではないかもしれない。


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