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『ローガン・ラッキー』音楽担当で映画のテイストが分かる!?ソダーバーグ映画を支える音楽家たち

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『ローガン・ラッキー』音楽担当で映画のテイストが分かる!?ソダーバーグ映画を支える音楽家たち

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ソダーバーグを支える3人の映画音楽家たち



 ソダーバーグがコラボした本数が一番多いのはクリフ・マルティネスで、デビュー作『セックスと嘘とビデオテープ』から始まってドラマシリーズ『The Knick/ザ・ニック』を含めると実に11本。まさに常連中の常連スタッフである。


 マルティネスは人気ロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの元ドラマーで、その縁で『トラフィック』のサントラにはレッチリのベーシスト、フリーも参加している。そんな経歴を知るとヘビーでロックなスコアを作りそうな気がするのだが、マルティネスのスコアの特徴はロックとは真逆。メロディやリズムを表に出さないアンビエントなテイストにある。まるで効果音のように映像に馴染む映画音楽、それがマルティネスとソダーバーグが追及してきた路線なのだ。


 一方、トーマス・ニューマンは、20世紀FOXのロゴタイトルのファンファーレも作曲したという映画音楽の大家アルフレッド・ニューマンを父に持つ業界のサラブレッド。シンガーソングライターでピクサーアニメの音楽を多く手がけるランディ・ニューマンは従兄弟にあたる。


 ニューマンがソダーバーグと最初に組んだのはジュリア・ロバーツがアカデミー主演女優賞に輝いた快作『エリン・ブロコビッチ』(2000)。また1940年代のハリウッド映画の手法を再現した異色のモノクロ『さらば、ベルリン』(2006)、ヒッチコック的なサイコサスペンスの『サイド・エフェクト』(2013)でもタッグを組んでいる。一見、作品的には共通項がないようにも思えるが、もっともオーソドックスな映画音楽が必要な時に重宝されているのがニューマンなのだ。



『ローガン・ラッキー』© 2017 Incarcerated Industries Inc. All Rights Reserved.


 そして『ローガン・ラッキー』を手がけたデヴィッド・ホルムズである。ホルムズはアイルランド出身のDJ/プロデューサー/テクノミュージシャン。マルティネスと同様に、映画音楽家としては駆け出しの頃にソダーバーグに起用され、『アウト・オブ・サイト』(1998)を担当して注目を集めた才人だ。



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