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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』苦難の道のりを乗り越え、アニメに通じる世界観を貫いたジョージ・ミラー

(c)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』苦難の道のりを乗り越え、アニメに通じる世界観を貫いたジョージ・ミラー

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強烈なインパクトを残す、イモータン・ジョーのビジュアル



 『マッドマックス/サンダードーム』、そして『ベイブ/都会へ行く』(98)に続いて、巨大な「鳥かご」が登場するなど、ジョージ・ミラーの嗜好が受け継がれるプロダクションデザイン(本人も、「鳥かごを使うのは無意識!」と認めた)。その中でも、最もインパクトを残すのは、イモータン・ジョーのビジュアルだ。


 「イモータル(不死身)という言葉を崩して命名したので、デミゴッド(半神)のような外見が必要だった。呼吸をするためにフィルターを必要とするのだが、ただのマスクでは病人に見えてしまうので、馬の顎骨と歯であのようなマスクを作ったという設定にした。イモータン・ジョーを演じるヒュー・キース・バーンは、もともと長い白髪の持ち主で、甥や姪をその髪にぶら下げて空中スイングするほど剛毛だった(本当か!?)。当初、イモータン・ジョーは坊主刈りの甲冑姿というデザインが上がっていた。ヒューは髪を剃ることを快諾したが、結局、その自慢の髪をそのまま使うことにした。



『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(c)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED


 この世界で空気は有毒だから、人間たちは『半分生きている』か『完全に生きている』かに分かれる。完全型の人間は皮膚も正常で、日焼けもするが、半分型は皮膚病にかかり、皮膚リンパ腫や血液疾患を患っている。ウォーボーイズ(イモータン・ジョーの戦闘集団)のニュークスの腫瘍がいい例で、半分型の人たちは、皮膚を白く塗りたくっている。現世と、来世や天国との狭間の存在なんだ」



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