『メイキング・オブ・モータウン』それはまるでモータウンの曲のように楽しく、そして甘酸っぱいドキュメンタリー

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　ベリー・ゴーディとスモーキー・ロビンソンだけでなく、モータウンを語る人物もこれまた豪華である。モータウンにかつて所属していたスティーヴィー・ワンダー、故マイケル・ジャクソン以外のジャクソン5、マーサ・リーヴス、「シュープリームス」のメアリー・ウィルソンなどなど。

　また、ソングライターのホーランド＝ドジャー＝ホーランドとして知られる3人に加え、アッシュフォード＆シンプソンなども当時を語っている。さらにモータウンのファンであるドクター・ドレー、ジョン・レジェンド、ジェイミー・フォックス、サム・スミスらもモータウンへの憧れを語っている。

　気になるのが、ダイアナ・ロスの不在だ。ダイアナ・ロスが所属していたシュープリームスはモータウンの看板グループの1つであり、たっぷりと語られている。たっぷりと余すところなく語られるからこそ、なぜダイアナ・ロスが本作に不在なのが分かってくるはずだ。

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