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神木隆之介出演のオススメ映画10本!衰えない透明感と老成した表現力!

(C)2012「桐島」映画部 (C)朝井リョウ/集英社

神木隆之介出演のオススメ映画10本!衰えない透明感と老成した表現力!

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神木隆之介出演のおすすめ映画(2012~2015)





3.『桐島、部活やめるってよ』(12) 監督:吉田大八 103分


神木の代表作であり、近年の日本映画史においても、重要な位置づけに君臨する青春群像劇。バレー部の人気部員が部活を辞めたことにより、学内のヒエラルキーが瓦解していくさまを鮮烈に描いた。


神木が演じたのは、映画部に所属する地味な高校生。『鉄男』や雑誌「映画秘宝」を愛し、ゾンビ映画を撮影しようと情熱を燃やす。一方で、クラスでは日陰の存在で、女子たちからは馬鹿にされている。そんな彼が感情を爆発させ、“格上”の生徒たちに反逆するシーンは、屈指の名場面だ。


演劇『ゴドーを待ちながら』のような、話題の中心にある「桐島」が登場しない構造や、生徒たちの視点で同じ事柄が別側面から描かれる『エレファント』(03)的演出が顕著。生徒役には、橋本愛、東出昌大、山本美月、松岡茉優、仲野太賀といった若手俳優が集結。『遠くの空に消えた』でヒロインを演じた大後寿々花も登場する。


なお、高橋優が歌う主題歌「陽はまた昇る」のミュージックビデオにも神木が出演しており、本作のサイドストリー的な内容が展開する。



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4.『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』(14) 監督:大友啓史 139分/135分


人気漫画を実写映画化し、大ヒットを記録した『るろうに剣心』(12)の続編。神木は、原作ファンからも人気の高いキャラクター、瀬田宗次郎を「生き写し」といえるレベルで演じ切り、爆発的な高評価を得た。


時は明治。「不殺」を誓った元・幕末最強の暗殺者、剣心(佐藤健)が、日本を転覆させんとするテロリスト・志々雄(藤原竜也)と壮絶な決戦に挑む。神木演じる瀬田は、志々雄の右腕であり、過去のトラウマで「楽」以外の感情を失った剣客。高速で移動する「縮地」の使い手であり、剣心の刀をたたき折るほどの剣速と天賦の才を持つ。


ハイスピードかつ流麗なアクションが売りの本シリーズで、神木は揺れる船上で自在に駆け回る剣戟や、のけぞったまま高速で移動する、或いは飛んで剣を避けるなど、予測不能の動きを披露。公私ともに付き合いが深い盟友・佐藤健と、息の合った呼吸で魅せる。


なお、同時期には三池監督と再び組んだ『神さまの言うとおり』(14)でエキセントリックな天才、『脳内ポイズンベリー』(15)ではヒロインの“感情”を演じるなど、新たな役柄に次々と挑戦。



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5.『バクマン。』(15) 監督:大根仁 120分


『るろうに剣心』シリーズに続いて、佐藤と組んだ青春映画。高校生2人組が原作と作画として漫画家コンビを結成。「週刊少年ジャンプ」での連載、果ては人気作家の仲間入りを目指す熱血ストーリーが展開する。


茶髪で一見チャラいが、理論的な思考回路と漫画へのゆるぎない情熱を持つ原作担当の高校生に扮した神木は、クリエイティビティにこだわるあまり暴走しがちな作画担当(佐藤)のブレーキ役であり、戦略家として手綱を取る相棒を好演。『桐島、部活やめるってよ』で演じた“陰キャ”から“陽キャ”への鮮やかな転換も、大いに見ものだ。


2人のライバルとなる漫画家には、染谷将太や桐谷健太、2人を支える編集者には山田孝之、編集長はリリー・フランキー、同級生は小松奈々と、豪華な面々が共演。『モテキ』(11)の大根監督らしい斬新な映像表現も、興味深い。プロジェクションマッピングや、エンドロールの仕掛け、人気バンド「サカナクション」が手掛けた劇伴との親和性など、終始スタイリッシュな“技”が光る。


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