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いつの時代も愛は不滅。プロポーズが印象的な映画6選!

いつの時代も愛は不滅。プロポーズが印象的な映画6選!

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『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』(13)うまくいくまで何度も挑戦!“やり直し”プロポーズ



 『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督が2013年に手掛けた本作は、「タイムトラベル」をテーマにしたロマンティック・コメディ。父親から「わが一族の男は、自分の過去に戻れる」と知らされたオクテの青年が、恋人探しに奔走する。


 暗闇バーで出会った女性メアリー(レイチェル・マクアダムス)に恋をした弁護士ティム(ドーナル・グリーソン)。しかし、同居人を救うために能力を使ったことで、2人が出会う運命はなくなってしまう。そのため、ティムは何度も過去にさかのぼって人生をやり直し、メアリーと結ばれる未来を探っていく。


 優柔不断でドジっ子のティムが、数々の失言や失敗を都度過去にさかのぼってやり直すことで人生を好転させていくさまが面白くもあり、うらやましくもあるのが本作の大きな特長。プロポーズにいたっても、想いだけで突っ走ってしまった結果、体調不良で寝ているメアリーをたたき起こすことになってしまい、再度やり直しを図る展開に笑わされる。


 切りすぎた“パッツン”の前髪や、ケイト・モスの話になると目を輝かせるところ、カラフルなファッションにキュートな笑顔など、メアリーの“キャラ付け”がしっかりとなされており、マクアダムスの魅力が全開。プロポーズのシーンでは、「演出されていなくてよかった」と温かく受け入れるメアリーの優しさを、違和感なく表現している。


 プロポーズ後、結婚してからの2人の人生が描かれるのも本作の興味深いところで、後半に行くにしたがって、「人生の楽しみ方」「時間の不可逆性に付随する、かけがえなさ」が描かれていく。ティムと父(ビル・ナイ)の絆を描くドラマにも、ホロリとさせられるだろう。



もっと詳しく!:『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』シンプルなタイムトラベルが気づかせてくれる、宝物のような日常の輝き




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