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魂を動かしてくれたのは『ロボコップ』!『ロボコップ・コンベンション東京2019』を執念で実現させた、ジャンクハンター吉田氏インタビュー

魂を動かしてくれたのは『ロボコップ』!『ロボコップ・コンベンション東京2019』を執念で実現させた、ジャンクハンター吉田氏インタビュー

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 あの『ロボコップ』が大画面に最高画質で蘇る!2019年1月14日(月・祝)に東京・お台場で開催される『ロボコップ・コンベンション東京 2019』。ここでSFアクションの傑作『ロボコップ』(87)の4Kバージョンが日本で初上映される。2017年に企画され、一度は頓挫したこの企画を執念で実現させたのは、世界でも5本の指に入るロボコップマニアとハリウッドのスタジオから認定された映画ライタ―、ジャンクハンター吉田氏。公開当時、劇場で『ロボコップ』を50回鑑賞したという伝説を持つ吉田氏に今回のイベント開催にいたるまでの驚きの経緯と、4Kで蘇る『ロボコップ』の見どころを語ってもらった!


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一度頓挫したイベント企画



Q:1月14日(月・祝)に開催される「ロボコップ・コンベンション東京2019」はどういうきっかけで企画が立ち上がったんですか?


吉田:2017年の夏に、最初にクラウドファンディングを始めたんですよ。その時は、ポール・ヴァーホーヴェン監督や主演のピーター・ウェラー呼んだりするってことで、彼らからも動画メッセージをもらったりとかして結構なプロモーション掛けたんですね。それでクラウドファンディングやったら540万円ぐらい集まったんですよ。


Q:僕も参加しました、それ。


吉田:恐縮でございます。ただ、その時は、実質自分は広告塔だけだったんで、イベントの中身に関して全く分からなかったんですよ。そうしたら、仕切りをしてた人間が『ロボコップ』4K版の上映権が取れてない状態でクラウドファンディングやってたことが後で分かったんですよ。あと4Kの素材も字幕入りができてなかったんです。


Q:それだと上映は無理ですね。


吉田:2018年の2月に新橋のヤクルトホールで上映決まってたんですけど、全部流れることになっちゃって。そしたら自分のところに、「どうなったんですか」って、ものすごいクレームがいっぱい来ちゃって。


Q:主催は吉田さんじゃないのに。


吉田:でも、やっぱパブリックイメージとしては自分が主催してるように思われちゃったんです。俺じゃないんだけど、俺が謝んなきゃいけないんだ、みたいな風になっちゃって。それで、このまま終わらしちゃまずいなと。自分がTwitterで謝罪したときに、周りから、もう一度企画やってくださいっていう意見が山ほど来たんです。諦めないでくださいって。吉田さんはマーフィ(※「ロボコップ」の主人公)なんですから、死んでも絶対もう一回生き返りますよ、みたいな。


Q:「吉田さんはマーフィなんだから」って、その理屈がすごいですね。




吉田:じゃ、何とかするかって、また2018年の4月から動き始めたんです。これだけファンが付いてるんだったら、いけると思ったんですよね。それでもう一回クラウドファンディングを夏からスタートしようと思って動いてた矢先に、自分が入院することになったんです。



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