新作映画『マイ・ブロークン・マリコ』

(C)2022 映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会

映画『マイ・ブロークン・マリコ』は、タナダユキ監督が原作マンガを読み終えた瞬間、何かに突き動かされるように後先も考えず映画化に向けて動き出した作品だという。マンガの実写化が持つリスクを十二分に理解しながらも、あえてそれに挑んだタナダ監督。映画とマンガ両方を体験した後に感じるのは、原作へのリスペクトと強い愛である。

9月30日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開　配給：ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA

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旧作映画『バタリアン』

(c)Photofest / Getty Images

9月30日は『エイリアン』（79）の原案・脚本でも知られるダン・オバノンの誕生日。彼の監督デビュー作はコミカルなゾンビ映画の傑作『バタリアン』（85）。「初監督作には、その監督の全てが詰め込まれている」と言われているが、『バタリアン』は過去の名作で使用された卓越したテクニックの流用や、脚本家らしいセリフの応酬など、実にオバノンらしい作品になっている。

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