今週のおすすめ 2025年1月17日(金)新作映画『敵』/ 旧作映画『マン・オン・ザ・ムーン』
新作映画『敵』
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA
『時をかける少女』(83)『パプリカ』(06)『ジャズ大名』(86)等々、映像化された筒井康隆作品は数多いが、今回そこに新たな傑作が加わった。しかも監督は『桐島、部活やめるってよ』(12)『騙し絵の牙』(21)の吉田大八。実際に本作『敵』は、昨年の東京国際映画祭で東京グランプリ、最優秀男優賞、最優秀監督賞の三冠に輝く快挙を成し遂げた。老人の日常を描くこのモノクロ映画には、強烈なまでに惹きつけられる“何か”がある。
1月17日(金)テアトル新宿ほか全国公開 配給:ハピネットファントム・スタジオ/ギークピクチュアズ
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旧作映画『マン・オン・ザ・ムーン』
(c)Photofest / Getty Images
1月17日はジム・キャリーの誕生日。主演作『マン・オン・ザ・ムーン』(99)は、型破りな芸風で活躍したコメディアン、アンディ・カウフマンの生涯を描いた作品。ジム・キャリーは是非演じたいと自ら申し出て、トップスターだったにもかかわらずオーディションを受け、さらにはカウフマンの持ちネタを完コピした映像を作成、念願の役を手にいれた。
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