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Wの悲劇

愛、欲望。そして悲劇の方程式。わたしはスキャンダルな女。

Wの悲劇

レビュー

あらすじ

 劇団の研究生で女優を目指す三田静香(薬師丸ひろ子)。劇団の次回公演である『Wの悲劇』の主役オーディションに臨むものの見事に落選。主役の座を射止めたのは同期のかおり(高木美保)だった。静香に与えられたのは端役の女中とプロンプター。。落ち込む静香はひょんなことから、元劇団員で今は不動産屋で働いている森口(世良公則)と出会う。静香に一目惚れした森口は、静香が女優になれなかったら自分と結婚して欲しいと申し込む。その後『Wの悲劇』公演が始まる中、静香は劇団の看板女優である羽鳥翔(三田佳子)のスキャンダル現場に偶然出くわしてしまう。翔のパトロンの堂原がホテルの翔の部屋で情事の最中に腹上死してしまったのである。スキャンダルが報じられることを恐れた翔は、静香に『Wの悲劇』の主役と引き換えに自分の身代わりを提案。静香は主役への執着からその提案を受け入れるのであった。。

注意ネタバレ!

 羽鳥の強引なねじ込みもあり、かおりが主役から降ろされ、正式に主役として舞台に立つ静香。翔の身代わりとして世間へ露出した静香は注目され、主役を演じた舞台も絶賛される。しかしその直後、真相を知り逆上したかおりが、報道陣に囲まれた静香の前に現れて事の真相を暴露。持っていた刃物で襲いかかる。その様子を陰から見ていた森口が身を挺して静香を守るものの、代わりに刺されてしまう。事実が明るみに出て全てが白紙に戻ってしまう静香。

一命を取り留めた森口は再び結婚を申し込むが、静香の意思は固く再び女優の道を歩みだすのだった。

作品情報

スタッフ
監督:澤井信一郎
製作:角川春樹
プロデューサー:黒澤満
        伊藤亮爾
        瀬戸恒雄
原作:夏樹静子
脚本:荒井晴彦
   澤井信一郎
撮影:仙元誠三
美術:桑名忠之
編集:西東清明
音楽:久石譲

キャスト
薬師丸ひろ子
世良公則
三田佳子
三田村邦彦
高木美保
蜷川幸雄


『Wの悲劇 角川映画 THE BEST』 価格 ¥1,800+税 発売元・販売元 株式会社KADOKAWA

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Trailer

出典:https://www.youtube.com/
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