個性的な演技力で世界中のファンを虜にしているジョニー・デップ。出演する作品はよく選んで決めるというジョニーの映画は、ミニシアターで上映されるような小規模な作品から、ビッグバジェットのハリウッド超大作まで、規模は違いながらも見応えのある作品が並ぶ。ここでは、ティム・バートン監督とコンビを組んだ、いわゆる「鉄板」といわれる作品をはじめ、一度は観ておきたいジョニー・デップ出演のおすすめ映画を紹介していこう。
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ティム・バートンとの黄金タッグ!
独特の世界観で観る人を魅了するティム・バートン監督。ジョニー・デップとタッグと組んだ作品も多く、ジョニー・デップのミステリアスな側面はティム・バートンの世界観と相性バッチリ!まずはこの黄金コンビが生み出す、ちょっと不思議な魅力にあふれる映画をみていこう。
『シザーハンズ』(90)
この映画で初タッグを組んだティム・バートン監督とジョニー・デップ。のちに何度もコンビを組むこととなっていく。ジョニー・デップが演じるのは人造人間のエドワード。エドワードは、彼を生み出した博士の急死により、両手がハサミという未完成の状態でこの世に残される。見た目はこわいがとても優しい心の持ち主であるエドワードの、切なく美しい愛の物語である。特殊メイクの神様スタン・ウィンストンが手がけたハサミにも注目。ちなみにこの作品、日本では公開当時『ホーム・アローン』(90)と同時上映だった劇場も多い。
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『エド・ウッド』(94)
製作する映画のほとんどが興行的に失敗し「史上最低の映画監督」などと呼ばれた、映画監督エド・ウッド。ただ、その世間の評価とは反して作品はカルト的な人気を博し、クエンティン・タランティーノやサム・ライミ、そしてティム・バートンらはエド・ウッドのファンとして有名だ。そのエド・ウッドをジョニー・デップが演じ、ティム・バートンが監督した伝記映画が本作だ。
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『スリーピー・ホロウ』(99)
ティム・バートン監督が”首なし騎士”の伝説を映画化したホラー映画。1799年ニューヨークの郊外の村で起こった連続猟奇殺人事件を解決するために、ジョニー・デップ扮する捜査官イカボッドが捜査に乗りだす。気が弱くて情けない役どころのジョニーの演技がユニークである。不気味でありながらどこかユーモアのある美術は、アカデミー賞の美術賞を受賞している。
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『チャーリーとチョコレート工場』(05)
ロアルド・ダールの人気ファンタジー小説「チョコレート工場の秘密」をティム・バートン監督が映画化。ティム・バートンとジョニー・デップは本作で4度目の顔合わせとなる。ジョニー・デップが演じるのは怪しいチョコレート工場主のウィリー・ウォンカ。そのチョコレート工場に招待された5人の子どもたちが、不思議な体験をする物語。インパクトのあるジョニーの演技はもちろんのこと、5人の子どもたちの強烈なキャラクターも見ものだ。
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『ティム・バートンのコープス・ブライド』(05)
ティム・バートン監督と一緒にマイク・ジョンソンが共同監督を務める。ジョニー・デップは主人公であるビクターの声を担当。婚約者がいながら、誤って死んだ花嫁コープス・ブライドと結婚の誓いを結んでしまい、死者の世界へ引きずりこまれたビクター。無条件の愛とは何かについて考えさせられる映画だ。犬のスクラップスはティム・バートン監督イチオシのキャラクター。スクラップスもまた無条件の愛のかたまりである。
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『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(07)
トニー賞受賞の同名ミュージカルの映画化。当初はサム・メンデスが監督予定だったものの、同ミュージカルのファンだったティム・バートンが監督を熱望。メガホンを取ることとなった。作品自体の評価も高く、ゴールデン・グローブ賞の作品賞(ミュージカル・コメディ部門)と主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞、ジョニー・デップはアカデミー賞にもノミネートされた。
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『アリス・イン・ワンダーランド』(10)
児童小説家ルイス・キャロルの代表作「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をもとに、アリスのその後を描くファンタジーアドベンチャー。ジョニー・デップが演じるのは、白うさぎの穴から続くワンダーランドの住人、マッド・ハッターだ。イマジネーションがどこまでもふくらむ夢のような世界観に、まさにティム・バートンな映画である。