知る人ぞ知るレオナルド・ディカプリオの出演作
ハイペースで大作に出演し続けてきたレオナルド・ディカプリオだが、『タイタニック』で大きな話題になるまでは、マニアックな映画ファンでないと見ていない作品にも出演している。そんな知る人ぞ知るディカプリオ出演映画を紹介しよう。
『ボディヒート』(92)
子役出身の女優ドリュー・バリモアが主演するエロティック・スリラー。謎めいた美少女に関わったがために悲劇に見舞われる一家が描かれ、ディカプリオはあまりにも端役なためなかなか出番を見つけられない。ほんのわずかな出演シーンとはいえ、後の大スターが登場するシーンは見逃せないはずだ。
『ボーイズ・ライフ』(92)
アメリカ人作家トバイアス・ウルフの自伝的小説を原作とした、マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督作品。ディカプリオは映画出演三作目の本作で、早くも主演級の扱いとなっている。ディカプリオ演じる少年の母親役をエレン・バーキン、その再婚相手をロバート・デ・ニーロが演じる。少年の繊細な姿には、後の話題作『ギルバート・グレイプ』を彷彿とさせるものがある。
『百一夜』(95)
映画発明100年を記念した、アニエス・ヴァルダ監督のコメディ。多くの映画スターが登場する中レオナルド・ディカプリオも出演している。フィクションとドキュメンタリーをミックスした内容の映画だが、ディカプリオはクレジットにも名前が出ていないほどのチョイ役。しかし、貴重なワンシーンでもあり、映画ファンやディカプリオファンには見ずにはおけない作品といえるだろう。
『クイック&デッド』(95)
サム・ライミが監督した西部劇で、主演はシャロン・ストーン。共演にジーン・ハックマン、ラッセル・クロウといった豪華な布陣。製作にも関わったシャロン・ストーンが相手役にラッセル・クロウを抜擢し、レオナルド・ディカプリオも必死に口説き落としたという。多彩なカメラワークやアングルなど、サム・ライミならではの演出も楽しめる作品だ。
『マイルーム』(96)
メリル・ストリープやダイアン・キートンといった大女優が出演する家族の絆ものだが、過酷な状況で暮らすファミリーだけにシリアスなシーンが多い。レオナルド・ディカプリオはメリル・ストリープの息子役で、素行が悪くのっけから大事件を起こしてくれる。しかし、ダイアン・キートン扮する叔母に次第に心を開いていき、涙なくしては見れないラストとなっている。
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『あのころ僕らは』(01)
日本では2002年に公開された映画で、低予算で制作された白黒映画のためかディカプリオが出演していることを見逃す人も多い。とはいえ、ディカプリオは主演で、W主演しているのがトビー・マグワイアである。若い男女が集まって、日常について思いつくままに語り合う夜を描く。
『ワールド・オブ・ライズ』(08)
CIAの工作員をレオナルド・ディカプリオが演じた、巨匠リドリー・スコット監督作品。出れば大ヒットのイメージを持たれやすいディカプリオだが、低迷していた時期もある。この作品も大役ながら何の賞にもノミネートすらされていないが、掘り出し物感のあるアクション・サスペンス大作だ。
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