美少年ぶりを拝めるレオナルド・ディカプリオの出世作
演技派の美少年として注目され始めたレオナルド・ディカプリオ。大出世した作品から、まだまだ初々しかった頃の作品までさらってみよう。
『バスケットボール・ダイアリーズ』(95)
まだまだ少年らしいレオナルド・ディカプリオが、衝撃的な事件を起こす高校生役を演じている。バスケットボールに情熱を注ぐ不良少年の主人公が、麻薬や売春を経て逮捕され更生する姿が描かれている。原作は作者が少年時代につけていた日記が出版されたもので、劇中で出てくる学校での銃撃シーンは、後に実際に起きた事件の際に再び注目されることになった。
『太陽と月に背いて』(95)
ナイーブな美少年のイメージがあったレオナルド・ディカプリオの女子受けが爆発した、アニエスカ・ホランド監督作品。同性愛の日々を描いた点でも話題になった。ディカプリオが演じたのは、若くして天才的な文才を発揮したアルチュール・ランボー。同じく詩人のポール・ヴェルレーヌとの愛欲が描かれ、その破滅的な展開はコアな映画ファンを魅了した。
『ロミオ+ジュリエット』(96)
美少年として時の人となったディカプリオが主演するのにふさわしい、現代版ロミオとジュリエット。相手役は、やはり透明感のある美少女クレア・デインズ。マフィア同士の抗争に巻き込まれる2人の恋愛の行方は原作から想像できるものの、バズ・ラーマン監督独特の世界観で現代化された設定は見もの。
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『セレブリティ』(98)
『タイタニック』(97)後の出演作で既にスター街道を走り始めたディカプリオが登場する映画だが、主演ではないうえに他にも役者が揃った作品のためディカプリオ出演作としては大きな話題になっていない。19歳にしてアカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされた早熟なディカプリオが、大人へと脱皮しかけていた頃の映画だ。監督はウディ・アレンで、公開当時はマニアックなファンが劇場に集った。
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