世界初の『ロボコップ・コンベンション』とは?
Q:「ロボコップ・コンベンション東京2019」では『ロボコップ』4K版上映の他にどんなイベントがあるんでしょうか?
吉田:高橋ヨシキ、てらさわホーク、あとは、『ロボコップ』のオリジナル版が公開されたときに、コミカライズを担当した高岩ヨシヒロ先生に登壇してもらって、ロボコップトークをやってもらいます。あとは、今回、33名の漫画家の方や、イラストレーターの方々に描いてもらったポストカードを来場者にプレゼントします。
Q:かなり豪華な方々がポストカードを描かれていて、圧巻ですね。
吉田:いや、これも大変でした、33名集めるのが。自分の持ってる人脈をフルスロットルで、漫画家とか、絵が描ける荒牧伸志監督とかにお願いして。「みんなお願い、どうですか、描いていただけますか」って「いや、描くよ、描くよ」って集まったのが33名だったんです。
Q:『ロボコップ』の作品が持つ訴求力みたいなものと吉田さんの執念がない交ぜになって、クリエイターにその熱が伝わったんでしょうね。
吉田:今回のクラウドファンディング成功したのも、自分のおかげじゃなく、ロボコップのおかげだと思ってるんです。ロボコップとヴァーホーヴェンのおかげだと思ってるんで。
Q:なるほど。そして今回の最大の目玉となる『ロボコップ』の高画質4Kバージョン、吉田さんはもうご覧なったんですか?
吉田:まだ見てないです。試写はスタッフがやったんですが、その日が、クラウドファンディングの最終日だったので自分は行けなかったんですよ。
Q:じゃあ、楽しみですね。大画面で。
吉田:そうなんです。自分もほんとに初めて見るんで、お客さんと一緒に見る感動が味わえるんですよ。
Q:当日券は販売されるんでしょうか?
吉田:当日券は50枚ぐらい出そうと思ってます。地方の人たちはお金だけ出してくれた人が多いんですよ、行けないって言って。行けなくてもお金出してくれて、ほんとありがたいことです。座席は来賓席除いても50名ぐらいは作れそうなんで、当日券は5,000円ぐらいで出すつもりです。前売り券よりちょっと高くしないと、クラウドファンディング出してくれた人たちに申し訳なくなっちゃうんで。
Q:でも、もったいないですよね、1回だけの上映で終わってしまうのは。せめて1週間ぐらいできないものかと思います。
吉田:初出しネタとして言わしていただきますが、実は2019年3月末まで、「ロボコップ」4K版の上映権は持ってるんですよ。ということは、上映したい!っていう映画館が手を挙げてくれたら上映できるんで、依頼があればいつでも参戦します。
Q:素晴らしい!3月末まで。
吉田:3月末までは大丈夫です。「4Kは、うちの劇場かけられない」ってなったら、2Kのダウンコンバートしたやつもご用意します。でも、できれば4Kでやってもらいたいです。
Q:全国の劇場の皆さん、是非『ロボコップ』4Kバージョン上映しましょう!