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『SUNNY 強い気持ち・強い愛』オリジナル徹底比較・楽曲篇――1990年代「普通のヒット曲」たちの豊かさを再発見する

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』オリジナル徹底比較・楽曲篇――1990年代「普通のヒット曲」たちの豊かさを再発見する


もうひとつのシンボル、小沢健二



 安室奈美恵以外のTKチューンで使われているのは、trfの「survival dAnce~no no cry more~」(1994年5月25日発売/作詞:作曲:小室哲哉)と「EZ DO DANCE」(1993年6月21日発売/作詞:作曲:小室哲哉)、hitomiの「CANDY GIRL」(1995年4月21日発売/作詞:hitomi、作曲:小室哲哉)だ。



 そしてこの映画が、TKと並んでもうひとつのシンボルとして置いたのが、小沢健二。サブタイトルにもなっているオザケンの名曲「強い気持ち・強い愛」(1995年2月28日発売/作詞:小沢健二、作曲:筒美京平)が、奈美たちが組んだダンスグループのテーマ曲として使われる。この曲は筒美京平先生のペンによるもので、とりわけスタンダードな強度の高い名曲だが、もともとオザケンは元フリッパーズ・ギター、オルタナティブなところから大メジャーに上がってきた代表的な人。安室ちゃんとオザケンが交差する――というのは、日本の1990年代のポップ・ミュージック、音楽シーンの全体的な見取り図としては、やはりいちばん正確かつ重要なコアを射抜いたものと言えるだろう。



 また『サニー 永遠の仲間たち』のほうで女子グループが踊るテーマ曲は、Boney M.のディスコチューン「サニー」(1976年)。ドイツのディスコバンドだが、メンバーは中南米とアフリカ出身の黒人で歌詞は英語。女性ボーカルと男性ダンサーの構成。DJ OZMAの「アゲアゲEVERY騎士」の元ネタである「ダディクール」や、「怪僧ラスプーチン」らが代表曲だ。



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