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MTV時代を象徴する映画『フラッシュダンス』に意味を持たせた、ジェニファー・ビールスの英断とは

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MTV時代を象徴する映画『フラッシュダンス』に意味を持たせた、ジェニファー・ビールスの英断とは

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羽ばたいていった映画人たち



 思えば、世の中はMTV時代の真っ只中。ヒットは必然だったと言える。プロデューサーのドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーは『フラッシュダンス』の成功を踏み台にして、3年後には『トップガン』で全米興収NO.1を奪取。2人は1984年に『ビバリーヒルズ・コップ』、87年に『ビバリーヒルズ・コップ2』、90年に『デイズ・オブ・サンダー』、95年に『バッド・ボーイズ』と、同じMTV感覚を踏襲したメガヒットを連発。このコンビの製作ではないが、『フットルース』(84)は同じコンセプトを受け継いだ男性版(主演はケヴィン・ベーコン)MTV映画として市場に放たれた。



 映画を踏み台にステップアップしたのはシンブソンとブラッカイマーだけではない。当初、監督の第一候補ではなかったエイドリアン・ラインだが、この後、『ナインハーフ』(86)、『危険な情事』(87)、『幸福の条件』(93)、その間には彼のベストワークと言える『ジェイコブス・ラダー』(90)等、次々とヒット作、話題作を発表。元々母国イギリスでTVコマーシャルを撮っていた映像作家としてのセンスが、MTV映画が求める世界観とマッチした結果だった。実は、パラマウントは何と無謀にも、ラインより前にデヴィッド・クローネンバーグとブライアン・デ・パルマに監督を打診している。それが実現しなかったことに、今は心から感謝したい。



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