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『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』駒井蓮 役と自分が似ているほど難しい【Actor’s Interview Vol.30】

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』駒井蓮 役と自分が似ているほど難しい【Actor’s Interview Vol.30】

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作品に反映されている金子監督の雰囲気



Q:駒井さんが出演された映画やドラマの中では、金子監督はかなり若い方かと思いますが、現場の演出はいかがでしたか。


駒井:最近は若い監督さんとご一緒する機会が多くて、特に女性が多い気がします。この映画には金子さんの持つ繊細さがたくさん出ていて、映画を観ていても「まさに金子さんが作った映画だなぁ」と思いました。


監督の雰囲気や人柄、そして作品の空気感を、撮影に入る前から皆共有している感じがありました。だから現場も自然とその空気感になっていたと思います。監督は「このセリフ、言いにくくないですか?」「麦戸ちゃんだったらこれ言えますかね?」など、とてもやさしく接してくれました。監督のこの雰囲気がそのまま作品に反映されていますね。




Q:撮影の平見優子さんが捉える画もすごくやさしい感じがありました。平見さんも若くキャストの皆さんもほとんどが同世代でしたね。


駒井:あんなに大人のいない現場ってなかなか無いですよね(笑)。でもちょっと新鮮でした。みなさん個性豊かで面白い方ばかりだったので、一緒に現場にいるだけで幸せでしたね。


細田さんは『町田くんの世界』(19)以来の共演でしたが、全然変わってなかったです。もちろん色んな作品に出演されているので当時よりしっかりされていますが、細田さんの持つ純粋さや目のキラキラした感じは全然変わってなくて、ちょっとうれしくなりました。七森くんの煌めきそのものでしたね。


Q:駒井さん自身も大学生ですが、ご自身のキャンパスライフと重なる部分などはありましたか。


駒井:私はサークルに入ってないので、実際に入ったらこういう感じかなと、そこがすごく楽しかったです。普段のキャンパスライフには無い体験でした。




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