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『逃げきれた夢』光石研×二ノ宮隆太郎監督 あり得ないことは描きたくない 【Director’s Interview Vol.321】

『逃げきれた夢』光石研×二ノ宮隆太郎監督 あり得ないことは描きたくない 【Director’s Interview Vol.321】

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光石さんと松重さんをワクワクして見てました



Q:舞台となった北九州も主要キャストのような存在感がありました。実際に撮影してみていかがでしたか? 


二ノ宮:楽しすぎました。都会でもなければ田舎でもないような、何ともいえない心地良さがありました。会う方会う方皆さん良い人で、まさに夢みたいな場所だなって思いました。


Q:周平と松重豊さん演じる親友の石田とのやりとりは、北九州弁が炸裂しつつもまさに二ノ宮映画のような印象もありました。いきなり声のトーンが上がる感じなどは、光石さんからの提案だったのですか。


光石:そこは監督からですね。監督からはもっと激しくやってくれと言われたのですが、もう大人だからそこまではやれないよと(笑)。あそこは松重さんに出ていただいたからこそ良いシーンになりましたね。楽しかったですし感謝しかありません。


二ノ宮:松重さんにセリフを言っていただくのがすごく楽しみで、ワクワクしてお二人をずっと見ていました。ワンテイクでOKだったんですけど、ワクワクしすぎちゃって、もう一回やっていただいたらどんな感じになるんだろうって毎回思っていました。



『逃げきれた夢』©2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ


Q:喫茶店での周平と南の会話も、見ていてズシンと来るシーンになっています。現場の雰囲気はどのような感じだったのでしょうか。


二ノ宮:本番中以外は光石さんも吉本さんも淡々と過ごされている感じでしたが、本番になると物凄かったです。お二人のお芝居を間近で観させていただき幸せでした。


光石:たぶん俳優って、ああいうシーンだと際立たせたくなるんでしょうね。でも今回の映画では、なるべく抑えたほうがいいのだろうなと。ドラマティックにしようとか、そういう風にさせない方が、この映画の場合はいいんだろうなと、何となくそう思っていました。


Q:監督から俳優さんにはどんな指示をされたのでしょうか。


二ノ宮:光石さんのお芝居に関してはほとんど何も言っていないです。


光石:撮影の前に本読みをして、そこで監督がシーンの意味などを教えてくれました。そういったものが僕らの下地になっていると思いますね。




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