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『オールド・フォックス 11歳の選択』バイ・ルンイン 監督は自由に演じさせてくれました【Actor’s Interview Vol.41】

『オールド・フォックス 11歳の選択』バイ・ルンイン 監督は自由に演じさせてくれました【Actor’s Interview Vol.41】

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夢は「仮面ライダー」出演!



Q:撮影前に携帯電話を使わない生活をしたりと、当時の生活に馴染むための役作りを徹底されたそうですね。


バイ:ほかの作品でも、役に没頭することはいつも考えています。ただ今回は、時代設定が昔の話だったので、その状況に合わせて役作りをしました。撮影場所が台北市の中心街から離れていたので、街の様子や生活のリズムも都会とは違っていて、そのことも役に入りやすかったですね。



『オールド・フォックス 11歳の選択』©2023 BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED


Q:撮影中はリャオジエになりきっていたようですが、バイ・ルンインという自分との切り替えはどうでしたか。


バイ:僕はいつも、バイ・ルンインのままです。撮影で「スタート!」がかかって初めて役に入っていきます。感情的に重い芝居をするときには、そのシーンの前後のことを思い出してから演じますが、それ以外はほとんど自分自身のままです。役に入り込むと、なかなか元に戻れない方もいると聞きますが、僕はそういうことが全くありません。


Q:今後はどんな映画に出てみたいですか。


バイ:(取材場所の壁に貼ってある仮面ライダーのポスターを指さして)あれです(笑)! アクション映画をやりたいです!



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バイ・ルンイン

2009年7月3日生まれ。2016年、TVシリーズでデビュー。翌17年にSABU監督による日本・香港・台湾・ドイツ合作『Mr.Long/ミスター・ロン』でスクリーン・デビューする。その後、TVドラマ、映画と幅広く活躍。日本では『親愛なる君へ』(21/チェン・ヨウチエ監督)が公開された。Netflix配信ドラマ「悲しみより、もっと悲しい物語 The Series」(21)で、22年にゴールデンベル賞TV部門で助演男優賞を受賞した。



取材・文: 香田史生

CINEMOREの編集部員兼ライター。映画のめざめは『グーニーズ』と『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』。最近のお気に入りは、黒澤明や小津安二郎など4Kデジタルリマスターのクラシック作品。


撮影:青木一成




『オールド・フォックス 11歳の選択』

6月14日(金)新宿武蔵野館ほか全国公開中

配給:東映ビデオ

©2023 BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED

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