何度も共有できる謎解きの醍醐味
Q:ご自身の演技プランを立てて撮影に臨まれると思うのですが、実際の現場では演出や相手によって変わっていくことも多い。そこの「余白」はいつも残されているのでしょうか。
芦田:「この役だったらどう行動するかな」と事前に色々と考えますが、お芝居の一番の醍醐味は、相手の方とのキャッチボール。現場で変わっていくことや、「こんな風になるんだ!」という発見があるのは、すごく幸せな現場だと思います。

『ミステリー・アリーナ』芦田愛菜
Q:本作はアクションシーンも多いですが、会話劇が中心のドラマ性の高い作品と比べて、現場や撮影の雰囲気などに違いはありましたか。
芦田:アクションシーンはすごく臨場感がありました。お芝居で使っていた銃も結構大きめの発砲音がして、片耳に耳栓を入れて撮影をしたくらいです。それくらいリアリティのある音が出ていました。そういった実際の音を聞きながらやったお芝居は、シーンの迫力や臨場感に繋がっているのではないかなと。一観客としてもすごくワクワクするものになっていると思います。
Q:完成した映画をご覧になっていかがでしたか。
芦田:すごく面白かったです。展開も早く、あっという間に観てしまいました。堤監督ならではの先が全く予測できない世界観と、濃いキャラクターたちの個性を存分に楽しめる作品だと思います。ミステリーは謎解きが醍醐味ですが、その楽しさを何回も共有できるところがこの作品の大きな魅力。観てくださる皆さんにも、色々予測しながら楽しんでいただきたいです。
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芦田愛菜
2004年6月23日生まれ、兵庫県出身。5歳で出演したドラマ「Mother」(10)で脚光を浴び、映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』(10/監督:大谷太郎)で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、『うさぎドロップ』(11/監督:SABU)と『阪急電車 片道15分の奇跡』(11/監督:三宅喜重)で第54回ブルーリボン賞新人賞を史上最年少で受賞。映画『パシフィック・リム』(13/監督:ギレルモ・デル・トロ)ではハリウッドデビューも果たす。近年の作品には、映画『星の子』(20/監督:大森立嗣)、『メタモルフォーゼの縁側』(22/監督:狩山俊輔)、『はたらく細胞』(24/監督:武内英樹)、『俺ではない炎上』(25/監督:山田篤宏)などがあり、『はたらく細胞』では第48回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞している。
取材・文: 香田史生
CINEMOREの編集部員兼ライター。映画のめざめは『グーニーズ』と『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』。最近のお気に入りは、黒澤明や小津安二郎など4Kデジタルリマスターのクラシック作品。
撮影:井上佐由紀
HM:板倉タクマ(ヌーデ)/TAKUMA ITAKURA (nude.)
STY:浜松あゆみ/Ayumi Hamamatsu
『ミステリー・アリーナ』
5月22日(金)全国ロードショー
配給:松竹
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