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『ミステリー・アリーナ』芦田愛菜 世界観に飲み込まれない【Actor’s Interview Vol.51】

『ミステリー・アリーナ』芦田愛菜 世界観に飲み込まれない【Actor’s Interview Vol.51】

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数々のミステリーランキングにランクインした小説「ミステリー・アリーナ」が遂に映画化。メガホンをとったのは、「TRICK」(00~14)「SPEC」(10~13)シリーズの堤幸彦監督。本格ミステリー作家・深水黎一郎が手がけた原作を素材に、堤ワールド全開の世界を作り上げている。


物語の主人公である推理ショーの司会者・樺山桃太郎を演じたのは、アフロヘアで弾けまくっている唐沢寿明。そんなハイテンションな唐沢に負けることなく対峙するのが、予選会を1位で通過した天才少女・一子を演じる芦田愛菜だ。型破りな世界観で濃いキャラクターたちが多数登場する中、地に足のついたリアリティある演技で存在感を示している。


芦田愛菜はいかにして『ミステリー・アリーナ』の世界に存在し得たのか。話を伺った。



『ミステリー・アリーナ』あらすじ

全国民が熱狂する生放送のド派手な推理クイズ番組『ミステリー・アリーナ』。番組の熱気を一気に盛り上げるのは、司会者・樺山桃太郎(唐沢寿明)。難攻不落の推理問題に正解者が現れず、賞金はキャリーオーバーで100億円まで膨れ上がっていた。今回出題される問題は“嵐の中、孤立した洋館で起きた殺人事件”。果たして、正解者は現れるのか?挑戦するのは、激戦の予選会を勝ち上がった選りすぐりの6人。閃きの天才少女・一子(芦田愛菜)、直感の勝負師・ギャンブル(鈴木伸之)、伝説の初代王者・レジェンド(玉山鉄二)、データ分析のシン人類・仏滅(奥野壮)、理論の先駆者・エジソン(野間口徹)、博識のミステリー女王・あのミス(浅野ゆう子)。6人の解答者たちは抜群の推理力をフル稼働させ、複雑に編まれたミステリーの内容を解読していくが……。ただ賞金を懸けて争うだけの番組ではなかった。推理を外した者にはおそろしいリスクが課されていて――。


Index


世界観に飲み込まれない



Q:原作を読んでから脚本を読まれたそうですが、印象はいかがでしたか。


芦田:原作は読み手の解釈によって変わるミステリーだと感じたので、果たしてこれがどんな映像になるのか、すごく気になっていました。脚本ではそれが目に見える形で皆さんと解釈を共有していくという発想が面白く、「こんな風に映像化されるんだ!」と驚きました。 


Q:一子というキャラクターをどのように捉えて役作りをされましたか。


芦田:一子は正義感が強く、果敢に挑戦していくキャラクター。思いを叶える実力も持ち合わせていて、すごくカッコイイ。個性豊かな登場人物が次々と出てくる中で、彼女はある意味、この世界に溶け込めない“バランサー”のような役割であり、観客の皆さんに近い存在だと思いました。この世界観に飲み込まれないためにはどうしたらいいか、それを考えながら演じていました。 



『ミステリー・アリーナ』芦田愛菜


Q:堤監督の振り切った演出が炸裂していましたが、現場はいかがでしたか。


芦田:現場での監督は「こうすればもっと面白くなるのでは」と常に考えていました。動きやセリフをどんどんプラスし、誰も思いつかないようなことを実践していく。とても瞬発力がある方でした。私は元々「TRICK」シリーズなどの堤監督作品が大好き。あの摩訶不思議な世界観が作られる過程を間近で見ることができて、とても楽しかったです。 


Q:役者としては、臨機応変な対応を迫られそうですね。


芦田:本当に驚かされることばかりでした。それは唐沢さん演じる樺山桃太郎に関してもそうですが、台本を読むだけでは全く想像もできなかったような、“良いアクシデント”がたくさん起こる現場だったので、常に「明日は何が起きるかな⁉︎」という気持ちで臨んでいました。 





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