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男女共存を描いた『マイ・インターン』でロバート・デ・ニーロが受け持つ役目とは?
タランティーノも認めるデ・ニーロの演技
監督のクエンティン・タランティーノは、本作のナンシー・マイヤーズの脚本はオスカーに値すると明言している。また、デ・ニーロの演技にも同じ価値があると。しかし、実際はノミネートすらされなかった。
『マイ・インターン』(c) 2015 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved.
はっきり言ってオスカーなんてどうでもいい。マイヤーズの脚本が描く先見性と、俳優としてのデ・ニーロの柔軟性は、他人の評価に関係なく、唯一無比だと思うから。特に、コメディを演じるデ・ニーロが放つ、そこはかとないユーモアと色気には心底不意をつかれる。天才とは、忘れた頃に襲いかかるものなのだ。
文 : 清藤秀人(きよとう ひでと)
アパレル業界から映画ライターに転身。映画com、ぴあ、J.COMマガジン、Tokyo Walker、Yahoo!ニュース個人"清藤秀人のシネマジム"等に定期的にレビューを執筆。著書にファッションの知識を生かした「オードリーに学ぶおしゃれ練習帳」(近代映画社刊)等。現在、BS10 スターチャンネルの映画情報番組「映画をもっと。」で解説を担当。
『マイ・インターン』
ブルーレイ ¥2,381+税/DVD ¥1,429 +税
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