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  4. 『JUNO ジュノ』のオスカー脚本家が女性映画をアップデートした『タリーと私の秘密の時間』※注!ネタバレ含みます。
『JUNO ジュノ』のオスカー脚本家が女性映画をアップデートした『タリーと私の秘密の時間』※注!ネタバレ含みます。

『JUNO ジュノ』のオスカー脚本家が女性映画をアップデートした『タリーと私の秘密の時間』※注!ネタバレ含みます。

※本記事は、物語の結末に触れていますので、未見の方は映画鑑賞後にお楽しみいただくことをお勧めします。

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D・コーディ脚本&J・ライトマン監督のコンビ第3弾



 1978年生まれのディアブロ・コーディは脚本家になる前、ストリッパー、ライターとして活動し、27歳で自伝本を出版するという稀有なキャリアを歩んできた。初めてシナリオを書いた『JUNO ジュノ』は、『サンキュー・スモーキング』で長編監督デビューしたジェイソン・ライトマンの2作目として2007年に公開。エレン・ペイジが16歳で妊娠してしまう高校生を演じたこのコミカルかつハートウォーミングな青春ドラマで、コーディはアカデミー賞脚本賞受賞という華々しいデビューを飾る。


 コーディとライトマン監督は、2011年の『ヤング≒アダルト』で再びタッグを組む。シャーリーズ・セロンが演じた主人公メイビスは37歳バツイチ、ヤングアダルト小説のゴーストライター。高校時代の元彼から届いたベビー誕生のメールを「彼がヨリを戻したがっている」合図だと勘違いし、故郷の町に戻って騒動を巻き起こす。



 そして、コーディとライトマンにとって3度目のコンビ作となるのが、2018年8月日本公開の『タリーと私の秘密の時間』だ。主演は『 ヤング≒アダルト』に続きシャーリーズ・セロン。小学校に通う子供2人(2番目の息子は情緒不安定)に続き、3人目を出産したマーロは、育児と家事に追われて夜も眠れずダウン寸前。仕事優先の夫クレイグに頼ることもできず、兄に勧められた夜専門のベビーシッターを雇うことに。その夜から訪れるようになったタリー(マッケンジー・デイヴィス)は、若くてラフな服装とは裏腹に、働きぶりは「現代のメアリー・ポピンズ」のように完璧。マーロはタリーとのかかわりを通じて、次第に心のゆとりと明るさを取り戻すのだが――。




 コーディ脚本のこれら3作のヒロインはいずれも、人生の大きな転機を迎え、問題や壁に直面しながらも、困難を克服してまた前へと進んでいく。ジュノ、メイビス、マーロはみな個性的で、常識外れな言動もあるが、愛すべきパーソナリティーを備え、懸命に生きる姿が共感を呼ぶ。3作とも女性映画のジャンルに大別できるが、『タリーと私の秘密の時間』には前2作と一線を画す、意表を突く仕掛けがある。



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