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PTAとダニエル・デイ=ルイスで作り上げたデザイナー、レイノルズ・ウッドコックとは『ファントム・スレッド』

PTAとダニエル・デイ=ルイスで作り上げたデザイナー、レイノルズ・ウッドコックとは『ファントム・スレッド』

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ポール・トーマス・アンダーソンとダニエル・デイ=ルイス



 ポール・トーマス・アンダーソン(以下、PTA)は、自身の8作目の長編『ファントム・スレッド』を、ダニエル・デイ=ルイスありきで発想したと語る。


 脳性麻痺のため、左足で絵を描いた実在の画家、クリスティ・ブラウンを演じた『マイ・レフトフット』(1989)、鉱山労働者から石油王へと成りあがる男を演じた『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07)、第16代アメリカ大統領、エイブラハム・リンカーンを演じた『リンカーン』(12)と、デイ=ルイスはこれまで三回もアカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞している。役作りに尋常ならざる時間をかけて準備をし、其れゆえに映画撮影後は魂が灰になるのか、何度も引退宣言をし、一時はイタリアで靴職人として暮らし、映画界から身を引いていた。



 PTAは『ゼア・ウィル・ビーブラッド』でデイ=ルイスに演じさせた役が欲にまみれて最後は醜いモンスターと化す男だったことに気を留め、素の優雅なジェントルマンであるパーソナリティを生かした役柄を生み出さねばと思ったという。医者やアーティストなどいろいろ候補のある中で、デイ=ルイスの美しさを際立たせるために、PTAはファッションデザイナーという職業に目を付けた。そこで生まれたのが1950年代のロンドンでサロンを手掛けるレイノルズ・ウッドコックという男である。



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