凍りついてしまうような経験⁉︎
Q:本作では真夏のニューヨークが凍ってしまいますが、最近ご自身の中で凍りついてしまうようなエピソードはありましたか?
キャリー:私はウィスコンシン大学マディソン校に通っていたのですが、自転車通学をしていて、その道すがら鼻の穴と眼球が凍りそうでした。そこで死の恐怖を味わいましたね。
ポール:僕はカンザスシティにフットボールの試合を見に行きました。カンザスシティ・チーフス対マイアミ・ドルフィンズの試合だったのですが、それはNFL史上4番目に寒いフットボールの試合として記録されたほどでした。実際、つい最近、1週間ほど前のことですが、その試合会場にいたファンが凍傷のため切断手術を受けなければならなくなったというニュースがありました。あの日は本当に、これまで経験したことのないような厳しい寒さでした。ありがたいことに私は無傷でしたが、(小声で)私はスイートルームにいたので…。
キャリー:ポール・ラッドはそれほど寒くはなかった(笑)。
ポール:外では観戦しないよ!冗談じゃない!チームのファンだけど、そんなことはしないよ!
キャリー:ポールは顔の部分切断なんて出来ませんからね!顔も仕事の一部ですから!(笑)。
ポール:映画がつながらなくなっちゃう(笑)。
キャリー:でも特殊メイクの技術は相当進化してますよ。ブラッドリー・クーパーの担当に電話しないと。
ポール:(大爆笑)それいいね!ちょっとまって、『ゴーストバスターズ』に『マエストロ:その音楽と愛と』(23)の鼻が映ってなかった!?
※映画『マエストロ:その音楽と愛と』で作曲家レナード・バーンスタインを演じたブラッドリー・クーパーの鼻が、特殊メイクで大きくされていた話題に触れたもの。
キャリー:(鼻を)借りたんです。再撮影用にね。
ポール:そりゃいいや。ブラッドリーのことは知っています、彼は最高にいいヤツです。
キャリー:きっと鼻を貸してくれますね。
ポール:貸してくれるさ。
キャリー:でもあなたには大きすぎるかも…彼は背が高いから。
ポール:そうだね…彼は背が高い。僕はそうじゃない。悲しいけど。