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『はらむひとびと』中嶋駿介監督 × 主演/企画プロデュース:相馬有紀実 尊重したのは母親ならではの意見【Director’s Interview Vol.503】

『はらむひとびと』中嶋駿介監督 × 主演/企画プロデュース:相馬有紀実 尊重したのは母親ならではの意見【Director’s Interview Vol.503】

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熱い人と組めて良かった



Q:相馬さんが主演を務められていますが、他の皆さんのキャスティングについて教えてください。


相馬:出演して欲しい方の候補を皆で出し合いました。主演の瀬戸かほさんは中嶋さんが以前ご一緒されたことがあったんですよね。


中嶋:瀬戸かほさんとは広告案件で二度、短編映画で一度ご一緒したことがありました。今回の作品にはすごく合うのではないかと思い、オファーさせていただきました。


相馬:亜湖の夫役の前原瑞樹さんは、いつかご一緒したいと思っていた方でした。中嶋さんも同意してくださったので、オファーして出演していただけることになったのですが、この撮影の前に「アンメット ある脳外科医の日記」(24 TV)というドラマで、私たちが夫婦役で出演することになったんです。2作品続けて一緒に夫婦役をやるという、不思議なご縁がありました。



『はらむひとびと』©はらむひとびとパートナーズ


中嶋:浅香航大さんも前原瑞樹さんも数年前に仕事でご一緒したことがあったので、今回ご一緒できて嬉しかったです。浅香さんはちょうど事務所を移籍されるタイミングで、フリーランスだった時期にオファーさせていただきました。浅香さんには絶対に出演して欲しかったので、浅香さんが愛知県で出演されている舞台を観に行って、手土産に手紙を添えて関係者の方に言付けをお願いしたりもしました。


相馬:「俺、行ってきます!」と言って出かけていましたが、行き先が愛知だったので驚きました(笑)。こんなにも熱い人と組めて良かったと思った瞬間でした。


Q:3歳の息子のゆうりくんも重要な役でしたが、うまく物語の中に存在していました。キャスティングや演出はどのようにされたのでしょうか。


中嶋:ゆうりを演じた野田瑛仁くんはオーディションで選ばせていただきました。瑛仁くんの持つ雰囲気が良かったのでそこに賭けてみたのですが、実際に撮影が始まったら意外と暴れん坊でしたね(笑)。でもスイッチが入るとすごくて、しっかりと演じてくれました。CMでも子供の演出は何度か経験があったのですが、3歳児への演出は初めてでした。


相馬:中嶋さんは子供への演出も本当に上手で、モニターを見せながら「今こうなっているんだよ」と説明したりして、うまく楽しませていたと思います。助監督やスタッフの方々も皆温かくて、子供への接し方がとても上手でしたね。




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