マ・ドンソク主演のメガヒットシリーズ『犯罪都市』が、日本オリジナルストーリーとしてユニバース化!『犯罪都市』シリーズと同じ世界線で描かれる本作の舞台は、新宿・歌舞伎町。水上恒司演じる元暴走族総長の破天荒な新人刑事と、ユンホ(東方神起)演じる韓国警察の刑事が異色のバディを組み、国際犯罪者や武闘派ヤクザ、最大派閥のホスト組織が入り乱れる抗争に身を投じていくーー。
本作のメガホンをとったのは内田英治監督。圧倒的なカリスマを誇る本家シリーズへのリスペクトを込めつつ、どのように日本独自の『犯罪都市』として昇華させたのか。新宿の駅前を封鎖して行われたかつてない規模のロケから、豪華キャスト陣のこだわり抜かれたビジュアル造形まで、内田監督はいかにして『TOKYO BURST-犯罪都市-』を作り上げたのか。話を伺った。
『TOKYO BURST-犯罪都市-』あらすじ
東アジアの魔都・新宿歌舞伎町。肩で風を切って歩くその男は、新宿中央署の新人刑事・相葉四郎(水上恒司)。歌舞伎町生まれ、歌舞伎町育ちの相葉は、元暴走族総長で腕っぷしの強さと血の気の多さからいつも問題ばかり起こしていた。ある日、国際手配中の凶悪な犯罪集団を追って、韓国警察庁の刑事チェ・シウ(ユンホ)が来日する。初日から相容れず一触即発になってしまう2人だったが、手配犯が歌舞伎町に潜伏しているとの情報があり、即席のバディを組んで共同捜査を開始する。対立しながらも捜査を進める中、ある集団強盗事件をきっかけに武闘派ヤクザと歌舞伎町最大のホストグループが大抗争に発展。さらに、そこに犯罪集団も参戦し、戦場と化した新宿が、混沌の闇に包まれていく。そして、その裏には国家権力も関わる巨大な陰謀が渦巻いていた——。
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目指せユニバース化!『犯罪都市』と同じ世界線
Q:当初はリメイクだった話が日本オリジナルのストーリーになったそうですが、どのように着想されたのでしょうか。
内田:本家はかなり強烈で、マ・ドンソクさんという圧倒的なカリスマがいて成立している作品。さすがにそのままリメイクする自信はなかったですね。でも世界観がすごく広い作品なので、派生した兄弟ムービーにすれば面白いのではないか。それで提案したらOKが出たので、そこからストーリーを考え始めました。
Q:犯罪都市シリーズということで、アクションも念頭にあったのでしょうか。
内田:アクション映画というのは重々分かっていましたが、マ・ドンソクさんもいないし、日本にはハードアクションの土壌がない。アクションに関しては、“セコい”アクションでいこうかなと(笑)。セコくてちっちゃいアクションを積み重ねる作戦にしました。また、マ・ドンソクさんみたいな最強じゃなくても、頭突きが武器の主人公だったらマ・ドンソクさんに対抗できるかもしれない。そうやって自分なりに楽しみながら脚本を作っていきました。

『TOKYO BURST-犯罪都市-』©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
Q:物語の設定が10年前になっていますが、その意図を教えて下さい。
内田:『犯罪都市』(17)の前後あたりに設定したのがその理由です。チャン・イスも出てきますしね。『犯罪都市』シリーズと同じ世界線にすることで、いつかはマ・ドンソクさんとこっちの人たちが対面できればいいなと。
Q:理想はユニバース化ですね。次作についての構想なども既にあるのでしょうか。
内田:構想はあるんですけどね、やらせてもらえるかどうかはわかりませんが(笑)。でも出来なかったら自主映画でやります(笑)。