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ものづくりは本当に好きだけど、こんなに苦しいことはないと思って作っています。『Midnight / 0時』Jo Motoyo監督【Director’s Interview Vol.34】

ものづくりは本当に好きだけど、こんなに苦しいことはないと思って作っています。『Midnight / 0時』Jo Motoyo監督【Director’s Interview Vol.34】

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人生を支えてくれた映画と映像



Q:影響を受けた監督や作品を教えてください。


Jo:まず、宮崎駿監督は私の中では神ですね(笑)。ちっちゃい頃から見てたこともあって、もう別格です。思想的なところも含めてすごく影響も受けていると思います。なので、その神様を外すと、ハーモニー・コリンが大好きですね。初めて見た高校生の頃は衝撃を受けました。ああいう映画作りする人が、世の中にいるっていうことに衝撃を受けたんです。


Q:今回のショートフィルムは、普段のCM制作とはまた違ったと思いますが、今後はどんな映像を作っていきたいですか。


Jo:近々の目標でいうと、今は映画が作りたいっていうのが一番大きいですね。私はお母さんが台湾人で、自分がミックスカルチャーの中で育ってきたっていうのが大きくて、日本語・英語・中国語と三言語話すのですが、それでも、どの言葉で話しても、コミュニケーションって難しいなって感じているんです。それで、世代とか、国籍とか、性別とか、言語とかを超えたコミュニケーションができる映画を作りたいと思っているんです。また、内容としては、ささやかな日常を、本当になんでもない感じで撮りたいなって思っていますね。


Q:「Fabulous Five」では世界の人が見てくれたと思いますが、どんな反応でしたか。


Jo:いやー、すごかったですね。トークショーがあって登壇したのですが、それが終わった後に、私と話す列ができてたんです!そんなの初めての経験だし、海外の方のアグレッシブさというか、コミュニケーションしたい!っていう勢いをすごく肌で感じましたね。受賞が決まった後は、逆に日本人の方がたくさん話に来てくださいました。日本人ってシャイだけど、何かきっかけがあると話せるんだなぁって感じましたね。


Q:では最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんにメッセージを。 


Jo:ここまで読んでいただいてありがとうございます。私もすごくシネフィルだったので、たくさんの映画や映像に人生を支えてもらいました。この作品も、誰かの人生に少しでも寄り添ってあげられたらと思って作りましたので、作品を見ていただけたら嬉しいです。



『Midnight / 0時』本編映像







脚本・監督:Jo Motoyo

日本人の父と台湾人の母の元に生まれる。武蔵野美術大学卒業後、TOKYOへDirector/Photographerとして入社。日本語、英語、中国語を話す。



取材・文:香田史生

CINEMOREの編集部員兼ライター。映画のめざめは『グーニーズ』と『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』。最近のお気に入りは、黒澤明や小津安二郎など4Kデジタルリマスターのクラシック作品。

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