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『素敵なダイナマイトスキャンダル』と併せて知る、時代を盛り上げたエロ雑誌業界の盟友たち

『素敵なダイナマイトスキャンダル』と併せて知る、時代を盛り上げたエロ雑誌業界の盟友たち

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カリスマ雑誌編集者、末井昭の半生から見えてくる業界史とは



 冨永昌敬監督の新作『素敵なダイナマイトスキャンダル』は、現在は主に作家として活躍している伝説のカリスマ的な雑誌編集者、末井昭(1948年生まれ)の自伝的な同名エッセイ本を原作にしたものだ。末井の18歳から40歳までの波乱万丈の半生を、柄本佑が独特の名演で演じきるこの映画は、「業界モノ」というアングルでも楽しむことができる。


 末井が編集長としてセルフ出版(現・白夜書房)で手掛けた『NEW self』(1975年創刊)、『ウイークエンドスーパー』(1977年創刊)、『写真時代』(1981年創刊)などは、いわゆるエロ雑誌の体裁を取りながら、コアなサブカルの記事を展開していたことに特徴があった。映画では末井とは名コンビと謳われた写真家の「荒木さん」(もちろん天才アラーキーこと荒木経惟のことだ)を、ミュージシャン・文筆家の菊地成孔がノリノリで演じていたりするが、本作は当時の出版業界界隈に渦巻いていた何でもアリの自由さを、映画丸ごとで追体験する試みも含んでいると言えるだろう。




 そこで本作の世界をもっと知るためのサブテキスト応用編として、二冊の快著をご紹介したい。『素敵なダイナマイトスキャンダル』のアナザーサイドとでも呼ぶべき世界を描くこの二冊を読めば、業界史のさらなるレイヤーを知ることができ、映画を鑑賞するうえでもぐっと視点の奥行きが増すこと間違いなしである。



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