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『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』で振り返る、フィギュアスケートと映画の関係

『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』で振り返る、フィギュアスケートと映画の関係

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伝説の選手が総登場したのはコメディ?



 そんなフィギュアスケート映画に革命をもたらす作品が出現する。2007年の『 俺たちフィギュアスケーター』だ。協会から追放された2人の男子選手が、あろうことかペアを組んで大会に出場するというコメディで、主演は、日本の邦題で勝手に統一された「俺たちシリーズ」の中心スター、ウィル・フェレルと、こちらも『バス男』という邦題が物議を醸した『 ナポレオン・ダイナマイト』のジョン・ヘダー。2人ともフィギュアの経験はなかったが、CGを簡単に使える時代となり、演技中の高難度のジャンプや、男同士のリフトやスローなども映像で表現できるようになった。コメディなので要所でツッコミどころはあるものの、おおむねフィギュアファンも受け入れられる範囲。2018年の平昌オリンピックでも、本作のジョン・ヘダーの衣装を意識した(と思われる)選手がいたほどだ。




 フィギュアファンにとって『俺たちフィギュアスケーター』で必見なのは、過去のスケーターたちが本人役で登場する点だ。スコット・ハミルトン、ペギー・フレミング、ドロシー・ハミル、ブライアン・ボイタノといった伝説の金メダリストたちに、トリノ銅メダルのサーシャ・コーエンや、日本人スケーターの佐藤有香も出演。極めつけは、『アイ,トーニャ』で標的となったナンシー・ケリガンで、一瞬ながらスクリーンで独特のオーラを放っている。ちなみに『アイ,トーニャ』ではハーディング,ケリガン以外の有名選手は顔が見えないような登場のしかたで、クリスティン・ヤマグチらを、よく似た雰囲気の人の後ろ姿で見せているのみである。



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