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『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』2人の少年が作った「リメイク版レイダース!」から見える「レイダース」の本質とは

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『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』2人の少年が作った「リメイク版レイダース!」から見える「レイダース」の本質とは


小さな一軒家で撮影された『レイダース』のリメイク



 『 レイダース!』では2人の少年クリスとエリックが2,000万ドルもの製作費をかけた映画をリメイクする為に四苦八苦する姿が描かれる。衣装、小道具は全て手作りでチープこの上ないが、『レイダース』が本当に好きだという思いは画面から伝わってくる。そして彼らの自主映画にかける情熱はスピルバーグの映画にかける情熱となんら遜色ないことが分かる。


 クリスとエリックの主な撮影現場は自宅の中。『レイダース』に登場した様々なセットを手作りで家の中に再現した。時には酒場でのアクションを再現するため、家の中のセットにガソリンをまき散らし、実際に火をつけ火事を起こしかけた・・・いや、撮影されたショットを見ると、それは完全に火事である。しかも出演していたクリスは自分でガソリンを浴び、進んで火だるまになった。よく死ななかったものである。


 彼らは、夏休みや冬休みの度に仲間を集めて撮影を続行。しかも映画の冒頭から、順番に撮影していった為(映画は冒頭から順番に撮影するものだと思い込んでいた!)シーンが進むにつれ役者が成長していくという珍しい現象が起こった。



 『レイダース』の再現で困難だと思われるシーンはいくつもあるが、冒頭の洞窟でのアクションもその一つだろう。特に巨大な石の玉に追いかけられる名シーン、これも「見事に」再現されている。彼らは石の玉をドラム缶で作ったが納得がいかず、合計5回も球を作り直し、テイクを重ねた。


 さらにクライマックスのカーチェイスでは、彼らも16歳になっていたため、免許を取得。中古のトラックで近所の田舎道を走り回り、あの『 駅馬車』にオマージュを捧げた有名なスタントにも挑戦した。走行するトラックの底部を潜り抜け、ロープで引きずられる命がけのスタント。見ているこちらがハラハラする。そう、彼らが素人なだけにオリジナルより緊張感が倍加するという思わぬ効果を生んでいるのだ!



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