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『ウインド・リバー』脇役俳優テイラー・シェリダンが、大注目の脚本家/監督になるまで

(c)2016 WIND RIVER PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

『ウインド・リバー』脇役俳優テイラー・シェリダンが、大注目の脚本家/監督になるまで

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『ウインド・リバー』あらすじ

雪深いアメリカの、ネイティブアメリカンが追いやられた土地“ウインド・リバー”で見つかった少女の死体―。新人捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)が単身FBIから派遣されるが、慣れない雪山の厳しい条件により捜査は難航。ジェーンは地元のベテランハンターで、遺体の第一発見者であるコリー・ランバート(ジェレミー・レナー)に協力を求め、共に事件を追うが、そこには思いもよらなかった結末が・・・。


Index


1970年生まれの、遅咲き映画監督



 1969年と70年は今をときめく個性的な名匠たちが立て続けに産声をあげた年として知られる。例えば、69年組にはウェス・アンダーソンやスパイク・ジョーンズ、ノア・バームバックという独特の世界観を織りなす輩が並び、70年組にはクリストファー・ノーラン、ポール・トーマス・アンダーソン、M・ナイト・シャマランが顔をそろえる。


 そして、本作『ウインド・リバー』の脚本と監督を手掛けたテイラー・シェリダンもまた、花の70年組。しかし彼の場合、他とは違って随分と人生を遠回りして、ようやくこの地にたどり着いた感がある。人よりも苦労人なのか。それともマイペースにゴールを目指すタイプなのか。とにもかくにも、本作『ウインド・リバー』はこれらの同世代の名匠の中に名を連ねても全く遜色ないほどに研ぎ澄まされ、その筆運びの力強さに終始圧倒されまくる作品となった。



『ウインド・リバー』(c)2016 WIND RIVER PRODUCTIONS, LLC.  ALL RIGHTS RESERVED.


 テイラー・シェリダンは映画学校で撮影方法や脚本術を習得した人ではない。彼はもともと俳優として業界の門をくぐり、やがて脚本家、さらには監督へと変貌を遂げた変わり種なのだ。今この絶頂期に至るまでの過程を振り返ると、一筋縄ではいかない彼のたたき上げ人生が見えてくる。



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