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ジョン・ヒューズ『フェリスはある朝突然に』シカゴへの愛と映画への夢が、永遠に輝く一日を作り出す

TM and Copyright (C) 1986 by Paramount Pictures All Rights Reserved. TM,(R) & Copyright (C)2006 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.

ジョン・ヒューズ『フェリスはある朝突然に』シカゴへの愛と映画への夢が、永遠に輝く一日を作り出す

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ランドマークが次々と!シカゴでのロケ



 ミシガン州ランシングで生まれ、隣のイリノイ州シカゴの郊外で育ったジョン・ヒューズは、シカゴをベースに撮った作品に、パーソナルな要素を詰め込むことがトレードマークとも言えるが、そんなヒューズにとっても、『フェリスはある朝突然に』は過剰なほどの自己投影がみられた作品だ。シカゴの名所が数多く撮影で使われており、「シカゴ映画」の最高例でもある。


 アメリカで2番目の高さを誇るシアーズ・タワー(現在の名称はウィリス・タワー)、ゴッホやモネ、スーラの名画を展示するシカゴ美術館、『アンタッチャブル』(87)や『ダークナイト』(08)にも出てくるアールデコ建築のシカゴ商品取引所など、ズル休みを満喫しようとするフェリス、キャメロン、スローンは次から次へとランドマークを巡る。一日のドラマとしてはスケジュール的に無理があるほどで、「フェリスというのは実際に存在しない人間で、学校を休んだキャメロンの妄想を描いているのでは?」という評も出たほど。まぁ「映画」なので、そのあたりの辻褄合わせは余計なお世話だろう。



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 フェリスたちが、メジャーリーグの試合を観戦するシーンは、シカゴ・カブスの本拠地、リグレー・フィールドで、1985年6月、カブスvs.アトランタ・ブレーブスのゲームが実際に行われているなかで撮影された。しかしジョン・ヒューズ自身は、シカゴ・ホワイトソックスのファンで、同チームのコミンスキー・パーク(現在の名称はギャランティード・レート・フィールド)での撮影を切望していた。スケジュールなどの調整をギリギリまで続けたのだが、残念ながら断念したという。



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