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【ネタバレ無し!】『レディ・プレイヤー1』71歳のスピルバーグが牽引してきた世界最先端のバーチャル・プロダクション

【ネタバレ無し!】『レディ・プレイヤー1』71歳のスピルバーグが牽引してきた世界最先端のバーチャル・プロダクション

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全編の約60%を占める、CGによるVR(仮想現実)空間の描写



 スティーブン・スピルバーグは柔軟性の高い巨匠だ。デジタルの時代にフィルム撮影での作品発表を展開させ、どこか懐古主義を匂わすかと思えば、齢71にして先端テクノロジーの領域へと躊躇せずに踏み込み、アグレッシヴな側面を見せてくれる。特に今回の最新作『レディ・プレイヤー1』は、ライブアクション(実写)とCGとをかけ合わせたハイブリッドな世界の創造に心血を注ぎ、自らの映画製作の可能性をさらに一歩先へと誘導している。


 スピルバーグは今回、2時間20分の上映時間うち約60%を占めるVR(バーチャル・リアリティ=仮想現実)空間「オアシス」の全てのシーンをCGで描き、それらはいわゆる「バーチャル・プロダクション」というプロセスを用いて作成されている。加えて登場キャラクターたちがオアシス内にて扮するアバターは、モーションキャプチャーのパフォーマンスによって創られているのだ。




 バーチャル・プロダクションとはCG映画作成のためのワークフローで、「ボリューム」と称されるモーションキャプチャーのステージを通じて演技者の動きをキャプチャーし、このプロセスにオンタイムでグラフィックを提供する技術のこと。ジェームズ・キャメロンが異世界を描いたSF大作『 アバター』(09)にてベースを確立させ、主人公を除く動物から背景まで全ての要素をCGで構築した、ディズニー古典アニメのリメイク『 ジャングル・ブック』(16)などに用いられてきている。


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