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銀幕の妖精と呼ばれたオードリー・ヘプバーンの出演映画を徹底紹介!

(c)Photofest / Getty Images

銀幕の妖精と呼ばれたオードリー・ヘプバーンの出演映画を徹底紹介!

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オードリー・ヘプバーンの演技力とファッションセンスが堪能できる映画5作品



オードリー・ヘプバーンは類まれなるファッションセンスの持ち主だったため、演技力よりも彼女が映画の中で身につけていたファッションに注目が集まることが多い。しかし、彼女は『ローマの休日』でアカデミー主演女優賞を取り、その後も何度もノミネートされるなど演技力にも定評がある。ここでは彼女の演技力とファッションセンスの両方が楽しめるおすすめの5作品を紹介する。




『暗くなるまで待って』(67) 監督:テレンス・ヤング 108分


1967年公開のサスペンス映画で、同名の舞台劇を原作としている。冒頭と一部のシーン以外はほぼ主人公の住むアパートで物語が展開するなど、限られた空間を巧みに利用した演出が光る作品。オードリー・ヘプバーンが演じるスージーは事故がもとで数年前から目が見えない女性だが、あることから麻薬を巡る事件に巻き込まれてしまう。オードリー・ヘプバーンは本作の熱演でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。シンプルなリアル・クローズを着こなすオードリー・ヘプバーンにも注目したい一作。


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『シャレード』(63) 監督:スタンリー・ドーネン 115分


1963年に公開されたサスペンス映画。共演のケーリー・グラントはハリウッドを代表する大スターで、ヒッチコック作品の常連としても良く知られている。オードリー・ヘプバーンは死亡した夫が遺した財産を巡る争いに巻き込まれるレジーナを演じ、ケーリー・グラントと共にゴールデングローブ賞にノミネートされた。本作の衣装もジバンシィが担当し、クレジットにも彼の名前が記されている。スリリングな展開を見せるサスペンスと華麗なファッションが融合した名作。


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『パリの恋人』(57) 監督:スタンリー・ドーネン 103分


1957年に公開された映画で、オードリー・ヘプバーン初のミュージカル作品でもある。共演はミュージカル映画全盛期のスターであるフレッド・アステア。フレッド・アステアはダンスの上手さに定評のある大スターで、彼女は彼と踊れると喜んで出演を快諾したと言われている。オードリー・ヘプバーンは作中で歌っている他、少女時代から培ってきたバレエを活かし、フレッド・アステアに負けず劣らずのダンスも披露している。ファッション業界を舞台にした華やかな映画だ。


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『おしゃれ泥棒』(66) 監督:ウィリアム・ワイラー 127分


1966年公開のコメディ映画。監督のウィリアム・ワイラーは『ローマの休日』の監督でもあり、オードリー・ヘプバーンと2度目のタッグを組んだ作品だ。共演は名作『アラビアのロレンス』(62)で知られるピーター・オトゥール。オードリー・ヘプバーンは、美術品の贋作を行う父を心配するけなげな娘のニコルを演じた。オードリー・ヘプバーンとピーター・オトゥールとのやりとりが軽快で楽しく鑑賞できる映画。オードリー・ヘプバーンは邦題の通り本作でもセンスのいいファッションを披露している。




『パリで一緒に』(64) 監督:リチャード・クワイン 110分


1964年に公開されたロマンティック・コメディで、1952年製作されたフランス映画のリメイク作品。共演は『麗しのサブリナ』でも共演したウィリアム・ホールデンだ。物語は二重構造になっていて作家とタイピストとのラブストーリーと、作家が空想した物語が同時進行で展開するというユニークな内容になっている。この作品も衣装はジバンシィが手がけ、オードリー・ヘプバーンはすべてエレガンスに着こなしている。複雑で先の展開が気になる物語に華麗なファッションが花を添えている。




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