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銀幕の妖精と呼ばれたオードリー・ヘプバーンの出演映画を徹底紹介!

(c)Photofest / Getty Images

銀幕の妖精と呼ばれたオードリー・ヘプバーンの出演映画を徹底紹介!

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映画ファンなら抑えておきたい!オードリー・ヘプバーンの隠れた名作5作品



オードリー・ヘップバーンはこれまで紹介したように様々なジャンルの作品に出演している。ここでは映画ファン必見のオードリー・ヘプバーン出演作品を5作品紹介する。




『噂の二人』(61) 監督:ウィリアム・ワイラー 108分


1961年に公開された作品。親友同士のカレンとオードリー・ヘプバーン、マーサをシャーリー・マクレーンが演じた。仲良しの2人は女学校を共同経営している。学校経営が軌道に乗ったかと思われた時、問題児の女生徒メアリーが彼女たちを同性愛の関係にあると噂を流し、事態は思わぬ方向へ狂いだしていく。無責任な噂に翻弄される人々の描写が秀逸で、公開当時も反響を巻き起こした問題作。オードリー・ヘプバーンの出演作の中でも特に考えさせられる名作と言えるだろう。


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『いつも2人で』(67) 監督:スタンリー・ドーネン 112分


1967年公開のロード・ムービー。監督のスタンリー・ドーネンは『パリの恋人』『シャレード』でもオードリー・ヘップバーンを起用しているが、本作で3回目のタッグを組んだ。ロンドンから南フランスまで旅行をしているある夫婦。彼らは結婚して12年目になるが、倦怠期を迎えていてどことなくぎくしゃくしていた。映画は彼らの現在だけを追うのではなく、12年間のエピソードをところどころに散りばめながら「夫婦」の在り方を観客に問いかける。普遍的なテーマに引きつけられる名作だ。




『ロビンとマリアン』(76) 監督:リチャード・レスター 106分


1976年に公開された冒険活劇映画。中世イングランドで活躍したとされる伝説の英雄ロビン・フッドを描いた作品で、オードリー・ヘプバーンはロビン・フッドの恋人マリアンを演じた。ちなみにロビン・フッド役は初代ジェームズ・ボンドとして有名なショーン・コネリーである。実はオードリー・ヘプバーンは1967年公開の『暗くなるまで待って』以降映画出演から遠ざかっていたため、実に9年ぶりの復帰作としても話題になった。




『オールウェイズ』(89) 監督:スティーブン・スピルバーグ 123分


1989年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督作品で、オードリー・ヘプバーンにとっては最後の出演作品となった映画。山火事で命を失った消防隊員ピートと彼の最愛の恋人ドリンダ、ドリンダに恋するテッドの切ない三角関係を描いた物語。オードリー・ヘプバーンはピートを見守る天使のハップ役。上下を白でまとめたコーディネートにシンプルなまとめ髪のオードリー・ヘプバーンは、「天使」にふさわしい透明感が際立っている。出番は少ないが、主人公を導くキーパーソンとして鮮烈な印象を残している。




『初恋』(52) 監督:ソロルド・ディキンソン 96分


1952年に公開されたイギリス映画。1930年代のロンドンとパリを舞台に、独裁者暗殺を企てる人々に翻弄される姉妹を描いたサスペンス作品。オードリー・ヘプバーンは妹でバレリーナを夢見るノラを演じた。彼女は主演ではないが、本作ですでにはつらつとした演技を披露し、観客をひきつけるスター性に溢れている。作中ではバレエを披露するシーンもあり、まだ駆け出しの女優だったオードリー・ヘプバーンの魅力を存分に感じることができる。ストーリーもスリリングでサスペンスとしても優れた作品。



名作ぞろいのオードリー・ヘプバーン出演作を楽しもう!


オードリー・ヘプバーンの作品はロマンティック・コメディやミュージカル・サスペンス・文芸大作とジャンルに富み、長く愛されている名作が多い。さらに彼女のファッションセンスも映画鑑賞をする時の注目ポイントだ。オードリー・ヘプバーンは優雅なドレスからカジュアルウェアまで着こなすため、彼女の出演作をおしゃれの参考にしているファンも多い。ハリウッド黄金期に活躍した女優の作品にぜひ触れてみよう。

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