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『星の子』大森立嗣監督×吉村知己プロデューサー “賭け”を楽しむ映画づくり【Director's Interview Vol.83】

『星の子』大森立嗣監督×吉村知己プロデューサー “賭け”を楽しむ映画づくり【Director's Interview Vol.83】

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大森監督をハメた、『日日是好日』のオファー



Q:ちなみに、『日日是好日』と『星の子』に関しては、吉村さんから大森監督に原作小説を渡したそうですね。「大森さんにやってほしい!」と感じた理由はどんな部分にあったのでしょうか?


吉村:ちょっと感覚的なお話になってしまうのですが、大森監督の作品には“振れ幅”があると思うんです。『まほろ駅前多田便利軒』『まほろ駅前狂騒曲』や『セトウツミ』などのテイストと、『さよなら渓谷』や『MOTHER マザー』(20)のテイストと。


Q:たしかに。明るい作品と、ダークでシリアスな作品というか……。


吉村:どっちも素晴らしいのですが、個人的には前者のテイストを観たいなという思いがあって。結局、僕が観たい作品をお願いしているんですよね(笑)。


じつは、『日日是好日』は最初、脚本だけをまず大森さんにお願いしたんです。内容的に、女性監督にお願いしたほうがいいのか?というような悩みもあり……。



ただ、大前提として脚本は大森さんにお願いしたかった。大森さんの脚本って独特で、すごく面白いんですよ。『日日是好日』のときもそうで、しかも書くごとにご自身も思い入れが強くなっていったように思えて。


「あ、大森さん“入った”な」と感じたので、飲んでいるときに「監督もやります?」って誘ったんです(笑)。


大森:最初からちょっとそのつもりだったでしょ? 絶対ハメようとしてた(笑)。


吉村:いやいや! まぁ半分くらいその気持ちはありましたけど(笑)。


Q:あったんですね(笑)。


吉村:はい(笑)。ただ、脚本を読んだことで僕自身も「これは大森さんが監督するべきだ」と確信したんですよね。「大森監督×お茶」ってこれまでのテイストより遠くに投げた感じはありましたが、やっぱり観たいと思ってしまったんです。



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