オムニバス形式だからこそ実現したスケジュール
Q:プロデューサーとして一番苦労されたのはどんなポイントでしたか?
神夏磯:超突貫のスケジュールですね(笑)。もうとんでもないスケジュール感で撮りましたので。連日連夜このことばっかり考えていましたね(笑)。
Q:基本的に撮影は各話1日ですか?
神夏磯:1日ですね。次の日に持ち越せない条件で「この日に撮りきる」ということを共通ルールにしてやりました。
©「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」製作委員会
Q:ではリハーサルは事前にした上で現場に入ったのでしょうか?
神夏磯:リハーサルも当日です。事前にZOOM上で役者さん同士の本読みをやった作品もありましたが、事前打合せなしで当日ドンッな作品もありました。長編大作映画を撮ろうとすると、キャストに「スケジュールを1ヶ月ください」っていうことになる。そうなると、何年も先までハマらない。でも今回は「1日だけください」っていうオファーができた。そこを逆手に取れたというのはあると思いますね。
Q:オムニバスは短期間で作るのに理想的だったんですね。