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『夜、鳥たちが啼く』城定秀夫監督 自分のやれることをやるしかない【Director’s Interview Vol.268】

『夜、鳥たちが啼く』城定秀夫監督 自分のやれることをやるしかない【Director’s Interview Vol.268】

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子供たちをまとめた山田裕貴



Q:子役の森優理⽃くんもすごく上手で素晴らしかった。子供への演出はどのようにされているのでしょうか。

 

城定:普段は手取り足取りやるのですが、今回の森くんはもともと上手な子で、全て完全に理解していた。こっちが考えていることを伝えると「ああ、こういうことですか」みたいな(笑)。森くんはまだ7~8歳くらいですが、結構な人数をオーディションした中で一番良かったんです。



『夜、鳥たちが啼く』© 2022 クロックワークス


Q:子供たちがたくさん出てくる「ダルマさんが転んだ」のシーンもよかったです。


城定:あの子たちは子役ではなく、ロケ先で集めた地元の子供たちです。まぁ、まったく言うことを聞かない(笑)。あのシーンが一番苦労したかもしれないですね。みんな目立ちたいから鬼になりたがって、タッチしても逃げないんですよ。すぐ飽きちゃうしね(笑)。そんな中、山田さんが子供たちとうまくやってくれて助かりました。


Q:隣人役の藤田朋子さんも少ない出番ながら印象的でした。


城定:あの役の出番は元々もっと少なくて、一言挨拶するだけみたいな感じでした。でも藤田さんが出てくださることになったので、僕の方でかなり膨らませました。大家の設定を隣人に変え、彼女の人間関係も追加しています。





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