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NetflixからCyberZ/BABEL LABELに加入。佐藤菜穂美×山田久人特別対談【Director’s Interview Vol.300】

NetflixからCyberZ/BABEL LABELに加入。佐藤菜穂美×山田久人特別対談【Director’s Interview Vol.300】

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Netflix坂本和隆氏にかけられた言葉



Q:山田さんは、佐藤さんがジョインされたことでどういった部分が強化されたとお考えですか?


山田:佐藤さんがBABEL LABELに求めていること、やれること・やりたいことを加味したうえで、僕らとしてはもうプラスしかないですね。佐藤さんは藤井作品のパートナーとして色々とご協力をいただいてきましたし、Netflixって本来作品を買ってもらうクライアントという関係性なんです。そういった視点でBABEL LABELを見ていた担当の方と一緒に仕事できて、意見をいただくことでBABEL LABELが成長できるのが本当に大きい。


佐藤さんからBABEL LABELに入りたいという話を聞いたときに流石によくわからず「どういうことですか!?」となり(笑)、年始にじっくりお話を伺ったのですが、その際に伝えていただいたことをよく覚えています。


これはNetflixコンテンツ部門バイス・プレジデントの坂本和隆さんもお話しされていたことですが、「BABEL LABELは藤井道人がいることはもちろん、サイバーエージェントとの取り組みなどで今後の日本の映像業界を変えていけるポテンシャルを秘めている。ただ良い意味でも悪い意味でも若い会社だから、こういう機会を与えたらうまくいくんじゃないかといった部分も含め懸念はある」と、Netflixサイドが見ていることをはっきり教えてくださったんです。




佐藤さんからお話しいただいたときにはNetflixとのパートナーシップの契約も決まっていましたし、佐藤さんがBABEL LABELに来てくださることでよりNetflixとの連携を強められるのはとてつもなく大きなチャンスだと感じました。


Netflixとのパートナーシップについても、坂本さんから「BABEL LABELのこれからの5年を俯瞰で見たとき、Netflixがいままでやってきたことのリソースを踏まえて一緒に歩んでいけば、(進化の)スピードが段違いになる」と言っていただけました。そのプロジェクトの多くを佐藤さんには担っていただいています。


Q:お話を伺って、佐藤さんとNetflixの良好な関係を感じました。言葉は悪いですが、転職は前所属先に「後足で砂をかける」という印象を持たれてしまうことも少なくないですから。


佐藤:そう思います。年始の最初の打ち合わせを終えた後、坂本さんに「10分だけ時間をください」とお話しして「自分がこの先どうするかのお話をさせていただきましたが、実はCyberZからこういうお話が来ていてNetflixを辞めようと思うんです」と打ち明けたんです。


そうしたら10秒くらいで「素晴らしい決断だね」と言ってくださって、すごく嬉しかったです。「佐藤さんも、BABEL LABELも、業界のためにもなるから応援するよ」と背中を押していただけただけでなく、お互いに同じ方向を向いて頑張ろうという関係性でいられています。





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