1. CINEMORE(シネモア)
  2. Actor‘s Interview
  3. 『怪獣ヤロウ!』八木順一朗監督 × ぐんぴぃ ドッキリだとオファーを信じなかった【Director’s Interview Vol.467】
『怪獣ヤロウ!』八木順一朗監督 × ぐんぴぃ ドッキリだとオファーを信じなかった【Director’s Interview Vol.467】

『怪獣ヤロウ!』八木順一朗監督 × ぐんぴぃ ドッキリだとオファーを信じなかった【Director’s Interview Vol.467】

PAGES


市役所のキャラクターは山田の分身



Q:タイタン所属の芸人さんもあちこち出演されていますが、脚本段階で組み込まれていたのでしょうか。


八木:ばっちり組み込んでいて、その人が言うギャグまで考えていました。タイタンメンバー総出演です。


Q:清水ミチコさんや手塚とおるさん、三戸なつめさんや菅井友香さんなど、皆さんバッチリはまっていましたが、キャスティングの経緯を教えてください。


八木:今回はご当地映画の側面も強いので、なるべく岐阜県出身の方に出て欲しかった。それで市長役を考えたら、もう清水さんしかいないなと。


ぐんぴぃ:清水さんが初めて現場に来たタイミングがお昼時で、僕はちょうどお弁当を食べていたんです。みんなが挨拶をしているので、僕もご飯を口に入れたまま「ぐんぴぃです」ってモゴモゴやってしまうと、清水さんが「顔に食べカスが飛びました。大変失礼ですね、清水です!宜しくお願いします!」とものすごい皮肉を言ってきた。もう「すみません!」と平謝りでしたね。そうやって出鼻をくじかれたので、その後もずっとそのことを言われました(笑)。


八木:屋上で撮影用のスモークを焚いたら、それが建物の中まで広がって警報が鳴ってしまったんです。その瞬間は「ヤバイ!」となったのですが、何とか無事に撮影も終わり、「なんか映画みたいだったね」「映画でも現実でも警報が鳴ってるし笑」とぐんぴぃと笑ってたら、横を通った清水さんから「あんたら呑気ね」と冷たく言われました(笑)。本当に映画のままの関係でしたね(笑)。



『怪獣ヤロウ!』©チーム「怪獣ヤロウ!」


Q:ぐんぴぃさん、手塚とおるさん、三戸なつめさん、菅井友香さんの市役所4人組も良いチームになっていました。


八木:僕の中では、その4人は山田の分身なんです。皆本当は夢があったけど、それを叶えられなくて公務員になっている。でも山田が立ち上がったことで、皆でそれに乗っかり一枚岩になって戦うようになる。側からは凸凹に見えるけれど、皆何かしら山田のピースを持っている感じを最初から狙っていました。キャスティングに関しても、僕の好きな人にお声がけさせていただき、皆さんOKしてくださった。素敵な4人で僕も大好きです。




PAGES

この記事をシェア

メールマガジン登録
  1. CINEMORE(シネモア)
  2. Actor‘s Interview
  3. 『怪獣ヤロウ!』八木順一朗監督 × ぐんぴぃ ドッキリだとオファーを信じなかった【Director’s Interview Vol.467】