1. CINEMORE(シネモア)
  2. CINEMORE ACADEMY
  3. 映画『サマー・サークル ~夏の終わりに描く声~』ができるまで Vol.1【CINEMORE ACADEMY Vol.46】
映画『サマー・サークル ~夏の終わりに描く声~』ができるまで Vol.1【CINEMORE ACADEMY Vol.46】

向かって左より、プロデューサー:武中志門氏、監督:平田雄己氏、プロデューサー:天利英里子氏

映画『サマー・サークル ~夏の終わりに描く声~』ができるまで Vol.1【CINEMORE ACADEMY Vol.46】

PAGES


中編から長編へ、動き出した映画作り



Q:そして見事グランプリを獲得されて、提案した企画を元に実際に映画を作っていくわけですが、今後はどのようなスケジュールで進むのでしょうか。


武中:プレゼン時は40~45分ほどの中編企画として考えていましたが、審査員の方々から「是非映画館でかけられるサイズにしてほしい」と言っていただき、現在は70~80分ほどの長編映画にブラッシュアップしています。ロケ地に学校が出てくるので撮影は夏休みを活用する必要があり、8月前半の撮影を目指して動いています。そこまでに脚本や撮影準備を進め、9月に仕上げ10月完成を目指すという、めちゃくちゃタイトなスケジュールです。


Q:プロットはどのようにブラッシュアップされているのでしょうか。


平田:2人からもアイデアをもらいつつ、三幕構成や脚本のロジックを参考にしながら、どうすれば物語がより伝わりやすく面白くなるかを探っているところです。


武中:ホワイトボードに物語の要素を分解して書き出し、「ここが弱い」「ここをもっと掘り下げよう」と3人で一緒に作っています。今の中学生がどんなことを考えているのかを知りたくて、取材にも行っています。



『サマー・サークル ~夏の終わりに描く声~』武中志門プロデューサー


平田:取材をすると「もう自分は青春の年じゃないんだな」と思い知らされますね(笑)。


天利:今の子たちは連絡手段の感覚が全然違うんです。基本はInstagramのDMが主流で、フォロー申請して返ってきたら連絡が取れるようになっている。もはや「連絡先を交換しよう」とかではないそうです。


武中:僕らが赤外線通信やメアド交換でドキドキしていたときの話をしたら、学生に「エモっ!」って言われました(笑)。もう自分はおじさんなんだなと(笑)。


Q:プロデューサーとしては資金集めという大きな仕事もありますね。


武中:CM制作のような予算を頂いて作る仕事とは違い、おそらく製作委員会のようなものを組成して、僕らが足で回ってお金を集めることになります。そこは未知の領域なので、色々な方にアドバイスをもらいながら戦っていこうと。また、予算はあればいいというわけではなく、今回の規模をどうするかというビジネス的な計算も大事。お金を集めること、配給、そして宣伝。この3つの要素をしっかりやり遂げられるようにしたいです。




PAGES

この記事をシェア

メールマガジン登録
  1. CINEMORE(シネモア)
  2. CINEMORE ACADEMY
  3. 映画『サマー・サークル ~夏の終わりに描く声~』ができるまで Vol.1【CINEMORE ACADEMY Vol.46】