「SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2026」プロデューサー・ドラゴン(阿部龍太郎) ショートフィルムって面白い!【CINEMORE ACADEMY Vol.50】
「映画という共通言語」でリスペクトし合える場
Q:応募は国内外問わず受け付けているのですね。
ドラゴン:はい。国内外は問いません。100カ国以上から5,000本のショートフィルムが集まるので、万博みたいなものだと思ってもらえたら良いかなと。実際、色んな国の監督さんが東京の映画祭に来るんです。政治的な情勢で相反する国や地域の方もいらっしゃっるのですが、そんな方々も映画という共通言語を持ってお互いのことをリスペクトし合えるような場になっている。映画祭の運営を通じて「意義のあることをやっているな」と感じる瞬間が何度もあります。
Q:映画祭の期間中、原宿を歩けば映画監督にばったり会いそうですね。
ドラゴン:ありますね(笑)。会場で言うと、高輪ゲートウェイにオープンしたばかりのMoN Takanawaや赤坂インターシティ、渋谷のユーロライブ、WITH HARAJUKU HALLなど。最終日である6月10日(水)のアワードセレモニーはLINE CUBE SHIBUYAでやります。実は映画祭の第1回が行われたのがラフォーレ原宿で、そこが「SSFF & ASIA」発祥の地なんです。それ以来のお付き合いで渋谷区・東京都にもサポートしていただいており、原点という意味で渋谷エリアでの上映を続けています。渋谷は元々海外の方が多いエリアではありますが、期間中はさらに増えるんじゃないかな。なので、ぜひ遊びに来てください。毎年、色んな国の監督さんと僕は仲良くなります。本当に監督との距離が近いんですよ。
映画祭って実は誰でも来れるんです。普通に映画館よりちょっとお安いぐらいでチケットを売っています。そして多くのプログラムでは上映後に監督さんや俳優さん、プロデューサーや時には音響や照明といったスタッフさんがトークをする場も設けています。、監督さんたちは上映後も会場に残っていたり、他のプログラムを観に行かれたりと会場付近にいることが多いので、ぜひそういう時に話しかけてみていただきたいなと。

アカデミー賞が取れるかも!?
Q:高輪での開催は今回が初めてですか。
ドラゴン:高輪は去年からですね。JRさんとTAKANAWA GATEWAY CITYのオープンを盛り上げてきました。オープニングセレモニーでは「TAKANAWA GATEWAY CITY AWARD」という特別賞も発表します。今年の受賞は是枝裕和監督に決まりまして、是枝監督にも来ていただける予定になっています。
Q:歴史ある映画祭だからこそ、色んな自治体や大手スポンサーからもバックアップされている。実はアカデミー賞にも繋がっているのですね。
ドラゴン:そうなんです。繋がっちゃってるんですよ(笑)。アカデミー賞とジョージ・ルーカス、2つのすごいところに繋がっています。長年の開催を経て「SSFF & ASIA」はアメリカのアカデミー賞に繋がる部門が5つあります。この5部門で受賞すると「SSFF & ASIA」からアカデミー賞へ正式に推薦ができるんです。「SSFF & ASIA」で受賞したらアカデミー賞が取れるかもしれない。夢があるんですよ! 少しでもアカデミー賞との関わりを持てるかもしれないという意味では、本当に可能性がある映画祭だなと。