「SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2026」プロデューサー・ドラゴン(阿部龍太郎) ショートフィルムって面白い!【CINEMORE ACADEMY Vol.50】
2026年5月25日(月)~6月10日(水)に、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2026(SSFF & ASIA 2026)」が東京で開催。6月30日(火)まではオンライン会場でも開催される。今回は「シネマエンジニアリング」をテーマに、世界各国から集まった約250作品のショートフィルムが堪能できる。
世界各国の映画監督が集う映画祭の空気感や、SSFF & ASIAの歴史と米アカデミー賞との繋がり。ショートフィルムの魅力とおすすめの作品について。SSFF & ASIAのプロデューサーであるドラゴンこと阿部龍太郎氏に話を伺った。
※本記事はCINEMORE Podcastで配信した内容をテキスト化・編集したものです。Podcastでもぜひお楽しみください。
Index
- ショートフィルムとは
- 「映画という共通言語」でリスペクトし合える場
- アカデミー賞が取れるかも!?
- 余白があるコンテンツ
- 映画はショートフィルムから始まっている
- プロデューサー・ドラゴンのおすすめ!
- あの俳優が出演するショートフィルム
- ドキュメンタリーもラインナップ
ショートフィルムとは
Q:ドラゴンさんは「SSFF & ASIA」のプロデューサーとして、具体的にどのようなお仕事をされているのでしょうか。
ドラゴン:「SSFF & ASIA」の代表である別所哲也をはじめ、他のプロデューサー・スポンサーの方々とディスカッションをしながら映画祭の企画や審査に携わっています。ショートフィルム関連のことは何でもやっていますね。映画祭やイベントのMC、ショートフィルムを作ったり他のイベントに提供したり、ショートフィルムや映像データを集めて、クリエイターの皆さん自身で紹介・販売ができる「LIFE LOG BOX」というツールの運営をやっていたりと、カッコつけて言うと、ショートフィルムや映像の総合商社みたいなものです。
Q:かなり多岐にわたりますね。
ドラゴン:本当に多岐ですね(笑)。今回の映画祭では、ショートフィルムを250本くらい上映するんです。応募作品が約5,000本あって、それを観るだけでもすごい脳になってくる。そこに他の企画だったりとか、イベントに作品を提供したりとか、本当に色んなことをやらせてもらっています。
Q:届いた5,000本のショートフィルムは全部観ているのですか。
ドラゴン:もちろん僕1人だけではなく、チームで分担して全ての作品を観ています。映像作品を長年観てきたメンバーで、善し悪しと言ったら失礼ですが、作品のクオリティを見させてもらっているという感じですね。
Q:ショートフィルムというと、以前は映画館での上映があまりなかったように思いますが、最近は配信の影響等で目に触れる機会が多くなってきた印象があります。
ドラゴン:今の時代、縦型のショートドラマや短いストーリー性のある映像をスマホで観ている方も多い。ショートフィルムの定義は人によって様々ですが、「SSFF & ASIA」としては25分以内の作品をショートフィルムと定義しています。「じゃあ40分の作品はショートフィルムじゃないのか?」というと、決してそういうことではなく、特別上映として流すこともあります。ただ、28年前に映画祭をスタートしてからの公募条件としては「25分以内の作品を応募してきてくださいね」と。