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『ポリーナ、私を踊る』振付家が映画監督になるとき。異業種監督の成功の秘訣とは

(C)2016 Everybody on Deck - TF1 Droits Audiovisuels - UCG Images - France 2 Cinema

『ポリーナ、私を踊る』振付家が映画監督になるとき。異業種監督の成功の秘訣とは

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舞台の経験から映画に進出するケースは多数



 映画を監督する以前、その人はどんな職業だったか。映画業界に携わってきた人、たとえば俳優や撮影監督、脚本家、プロデューサー、編集者から監督に転身するケースはよく見受けられる。


 同じように、他の芸術の領域から映画へ足を踏み入れる場合もよくある。写真や舞台芸術にそのパターンが多い。


 写真家で映画を監督した人なら、スタンリー・キューブリック、アントン・コービン、ラリー・クラーク、蜷川実花、紀里谷和明らが有名。舞台の演出家、劇作家なら、イギリスでは『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデスや『リトル・ダンサー』のスティーブン・ダルドリー、日本でも蜷川幸雄、三谷幸喜、宮本亜門などが映画監督に進出している。「演出」という行為は、舞台でも映画でも共通点が多いだろう。舞台とは違う表現を求めて、映画という新たな媒体にチャレンジしたい気持ちも理解できる。



『ポリーナ、私を踊る』(C)2016 Everybody on Deck - TF1 Droits Audiovisuels - UCG Images - France 2 Cinema


 ちょっと特殊だが、意外に多いのは、振付家から映画監督になるパターンだ。映画史をさかのぼっても、『ウエスト・サイド物語』のジェローム・ロビンス、『キャバレー』や『オール・ザット・ジャズ』などのボブ・フォッシー、『プロデューサーズ』のスーザン・ストローマン、『ヘアスプレー』や『ロック・オブ・エイジズ』などのアダム・シャンクマンといった面々が挙げられる。その代表作がミュージカル映画というのは、振付家ならではだ(フォッシーは『レニー・ブルース』など、シャクマンは『ウェディング・プランナー』など非ミュージカルも撮っている)。彼らはすべて、ブロードウェイなどのミュージカルでダンサー、振付家としてキャリアを重ねたのも共通。自身が舞台で振付を手がけた作品の映画化であれば、なおさら監督への転身もスムーズだ。



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