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『イコライザー』主人公ロバート・マッコールが読んでいた「見えない人間」が意味するものとは?

『イコライザー』主人公ロバート・マッコールが読んでいた「見えない人間」が意味するものとは?


ブルース・リーからデンゼル・ワシントンへ



 本作の見どころは、デンゼル・ワシントンのキレのあるアクションだ。しかし彼は、ウェズリー・スナイプスのように武術で黒帯などを保持している本格派アクションスターではない。だが、以前『ザ・ウォーカー』(10)に出演する際には、ブルース・リーの友人で共にアメリカで武術発展に挑んだダン・イノサントから、6ヶ月間も直接指導を受けた経験がある。ダン・イノサントはフィリピン系アメリカ人で、フィリピン武術カリの達人である。本作にダン・イノサントは関係していないが、デンゼル・ワシントンにとって馴染みのあるカリが、本作でもたっぷりと楽しめるようになっている。


 そのカリが楽しめるのが、まさに「19秒で世の悪を完全抹消する」のシーンだが、日本では19秒シーンで知られる本作の見どころは、アメリカではなぜか16秒シーンとして知られている。実際には19秒だが、セリフの中で16秒というのが出てくるので、アメリカではそちらが印象に残っているようだ。




 そして、なぜ19秒なのか?特に深い意味はないようだが、これはマッコールの習慣であり、ディシプリン(規律、訓練、自制心、規則を守らせる)のようなものである。19秒で成敗できなかった時には己の衰えを感じるための基準なのだ。そんなところからも、マッコールのきっちりとした仕事人ぶりを感じられるのである。



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