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『イコライザー』マッコールが読む「見えない人間」が意味するものとは?

(c)2014 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation and Village Roadshow Films North America Inc. / Village Roadshow Films (BVI) Limited All Rights Reserved.

『イコライザー』マッコールが読む「見えない人間」が意味するものとは?

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『イコライザー』あらすじ

昼はホームセンターで真面目に働くマッコール(デンゼル・ワシントン)。元CIAのトップエージェントであったが、現在は静かに暮らしている。ある夜、娼婦のテリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出逢い、本に関する他愛のない会話を交わす内に、彼女がロシアン・マフィアに酷い仕打ちを受けていることを知る。人生に夢さえ抱けず、傷つけられるテリーを助けるため、夜、マッコールはもう一つの「仕事」を遂行する-。それは人々を苦しめる悪人を葬り、どんなトラブルも完全抹消すること。しかし、この「仕事」がきっかけとなり、ロシアン・マフィアがマッコールを追い詰めて行くが・・・。


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黄金コンビで挑んだテレビシリーズの映画化



 「19秒で世の悪を完全抹消するー」……『イコライザー』(14)の日本での宣伝文句である。デンゼル・ワシントンが、その「19秒で世の悪を完全抹消する」元CIAのロバート・マッコールを演じる。『トレーニング デイ』(01)にて、デンゼル・ワシントンに念願のアカデミー賞主演男優賞をもたらしたアントワーン・フークアが監督を務め、ゴールデンコンビが再び組んだアクションスリラーだ。アメリカでは初登場で興行成績1位を獲得した人気作品である。


 アメリカの古都ボストンで、ひっそりと静かに暮らすロバート・マッコールだが、馴染みのダイナーで売春婦のアリーナ(クロエ・グレース・モレッツ)と会話するようになる。そのアリーナが元締めのロシアン・マフィア、スラヴィ(デヴィッド・ムニエ)からひどい暴力を受けてしまい…。ロバートは、アリーナの自由を手に入れようと、ロシアン・マフィアと激闘していくことになる…、という物語だ。



『イコライザー』(c)2014 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation and Village Roadshow Films North America Inc. / Village Roadshow Films (BVI) Limited All Rights Reserved.


 本作は『ザ・シークレット・ハンター』(85-89)という4年続いたテレビシリーズが元となっているが、物語はテレビシリーズからのものではなく、『メカニック』(11)や『エクスペンダブルズ2』(12)などでアクション映画の脚本に定評があるリチャード・ウェンクのオリジナルである。また、『ザ・シークレット・ハンター』のクリエイターで脚本家のマイケル・スローンが、本作ではプロデューサーを務めている。本作の公開を前にロバート・マッコールが主役の、その名もズバリの小説「The Equalizer」を発売し、2018年には2作目も発表、好評を得ている。



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