1. CINEMORE(シネモア)
  2. 映画
  3. クリムゾン・タイド
  4. 『クリムゾン・タイド』原子力潜水艦内部が体現するアメリカの縮図とは
『クリムゾン・タイド』原子力潜水艦内部が体現するアメリカの縮図とは

『クリムゾン・タイド』原子力潜水艦内部が体現するアメリカの縮図とは

Index


トニー・スコットの下にスタッフが集結



 『 トップガン』(86)や『 トゥルー・ロマンス』(93)などで知られる、アメリカを代表するヒットメイカーのひとり、トニー・スコット監督。彼の代表作のひとつであり、また潜水艦映画としても代表格のひとつに数えられる作品が、『 クリムゾン・タイド』(95)である。


 本作は、アメリカの映画音楽を代表する作曲家ハンス・ジマーによる、最良の曲があてられた映画でもある。その重厚かつ勇ましい音楽が流れる中、アメリカ海軍の原子力潜水艦“アラバマ”の乗組員たちの前で、ジーン・ハックマン演じる艦長が雨に降られながら号令する高揚感に満ちた描写は、とくに軍事に興味のない者でさえも胸を熱くさせられ、ある意味では怖さも感じられるシーンとなっている。



 余談だが、本作のタイトル「クリムゾン・タイド」は、凄惨な事態を思わせたり、同時に、たぎる血潮の高揚感を表してもいるが、これはアラバマ大学のスポーツ・チームの愛称である。また、艦長の飼っている犬の名「Bear」は、同大学フットボール・チームの有名なコーチのミドルネームが由来だといわれる。


 また、本作の優れた脚本には、『トゥルーロマンス』のつながりで、クエンティン・タランティーノも参加しており、上司と部下とのつながりを示す会話シーンにおいて、コミックの話題などを書いている。



PAGES

この記事をシェア

公式SNSをフォロー

counter
  1. CINEMORE(シネモア)
  2. 映画
  3. クリムゾン・タイド
  4. 『クリムゾン・タイド』原子力潜水艦内部が体現するアメリカの縮図とは