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『サーホー』『バーフバリ』主演俳優が送るやりすぎハイパー超弩級アクション巨編!

『サーホー』『バーフバリ』主演俳優が送るやりすぎハイパー超弩級アクション巨編!

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百花繚乱! 見た目が10,000,000点!



 インド映画と言えばミュージカル! 『サーホー』にもミュージカル・シーンがふんだんに盛り込まれているのだが、本作には「アイテム・ナンバー」が挿入されている。


 「アイテム・ナンバー」とは、たとえば、ギャングものなどで登場人物はムサい男ばかりだし、ヒロインはおぼこい設定で「大人っぽいセクシーさ」が足りない!といった場合に「主人公がブラリ訪れたキャバレーで行われたショー」といった設定で「彩り」を添えるミュージカル・ナンバー。といえば分かりやすいだろうか。




 「アイテム・ナンバー」では、そのシーンのためだけに主演クラスの女優さんが召喚されることも多く、その場合の女優さんは特に「アイテム・ガール」と呼ばれる。


 そんな「アイテム・ナンバー」だが、現在では良い方向に形骸化して、そもそも作品にセクシーさが溢れていても、そこへ更に物語に絡まない女優さんを呼んでセクシーを追加投入していく、といった楽しい使われ方になっている。


 『サーホー』ではヒンディ語映画界のスター、ジャクリーン・フェルナンデス(特技:ポール・ダンス)をアイテム・ガールとして召喚し、上空に軍用ヘリが飛びまわる下で、戦車に水着美女を乗るだけ乗せてブイブイと荒野を走る、という、意味は全く無いけれどベラボーにかっこ良い1曲になっている。


 また『サーホー』でラブソングの背景になるのは、やはり物語とは何の関係も無いバーニング・マンの会場(に限りなく見える場所)である。




 バーニング・マンとはアメリカ、ネバダ州の地平線が見えるようなダダっ広い乾湖で行われるアート・フェスティバルで、開催期間中は会場に巨大なアート作品が林立し、地球上とは思えない情景を生み出している。そんな異世界の中を絶世の美女とバーフバリが愛を歌うのである。


 面白いものが観たいという人の要望を10,000%で叶える映像が、この作品には溢れているのだ。



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