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『ブラックパンサー』まるで格闘技のデパート!? チャドウィック・ボーズマンの驚異の役作りとは

(C)Marvel Studios 2018

『ブラックパンサー』まるで格闘技のデパート!? チャドウィック・ボーズマンの驚異の役作りとは

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※2018年3月記事掲載時の情報です。


『ブラックパンサー』あらすじ

若き国王ティ・チャラ、またの名を漆黒のヒーロー<ブラックパンサー>。2つの顔を持つ彼の使命は、祖国である超文明国家ワカンダの“秘密” ──“ヴィブラニウム”を守ること。それは、世界を破壊するパワーを秘めた鉱石だった。突然の父の死によって王位を継いだティ・チャラは、人類の未来をも脅かすこの国の“秘密”を守る使命を負う事に。だが――「私に、使命が果たせるのか…?」


Index


マ―ベルヒーローを演じるプレッシャーは?



 世界中で注目を集めるマーベル映画のヒーローを演じるとなれば、計り知れないプレッシャーや不安がつきまとうものだろう。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作『ブラックパンサー』でタイトルロールを務めたチャドウィック・ボーズマンも、MCUで初めての黒人ヒーローということで、その責任感は大きかったはずだ。言ってみれば、ハリウッドの黒人スターの「代表」に選ばれたようなものだから。しかしチャドウィック自身は「これまでも映画で何度か主役を演じてきたし、特別なプレッシャーはなかった」とサラリと言ってのけた。



『ブラックパンサー』(C)Marvel Studios 2018


 ブラックパンサーの素顔は、アフリカの架空の国「ワカンダ」の国王、ティ・チャラである。ブラックパンサーがユニークなのは、国王の座に就いた者がその使命を受け継ぐ、いわゆる「世襲制」という点だ。ここも他のマーベルヒーローとは大きく異なる。つまり国の指導者というカリスマ性も必要なのであるが、このあたりもチャドウィックは冷静に受け止めていたようで「王族といえども一人の人間。貧しい環境でも魂が高貴な人はいる。だからティ・チャラ役で意識したのは、人々=国民の代弁者になろうとしたこと。普通の男がしっかりとした言動をとればいい」と、役への精神的アプローチを語った。


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